2026年8月21日(日本時間22日) ドジャース 5x – 4 パイレーツ(延長10回タイブレーク)
大谷翔平が痛烈な一打と機動力で攻撃を活性化
大谷翔平選手のこの日の打撃成績は以下の通りです。
- 打数:3
- 安打:1
- 本塁打:0
- 打点:0
- 四球:2
- 盗塁:1(今季8個目)
- 打率:.291
高速ライナーで魅せた第2打席の適時打
試合中盤、ドジャースが反撃ののろしを上げたのは大谷選手の一打からでした。 三回、無死二塁の勝ち越し機で迎えた第2打席。相手投手の外角チェンジアップを完璧に捉えると、打球は左中間へ弾丸ライナーとなって飛んでいきました。この一打は打球速度112.9マイル(約181.7キロ)を計測する圧巻の当たりで、一気に攻撃のムードを最高潮まで高めました。このつなぎの打撃が、後のベッツ選手の2点適時打を呼び込み、チームに貴重な得点をもたらしました。
ABSチャレンジを駆使し選んだ四球と積極的な走塁
勝負どころで見せた大谷選手の選球眼と足にも大きな注目が集まりました。
ストライク判定を覆す冷静な眼光
八回の第4打席では、際どい外角スライダーの判定に対し、大谷選手自ら「ABSチャレンジ」を要求しました。結果は判定が覆り四球で出塁。自身の打席だけでなく、システムを最大限に活用して勝利への道筋を切り開く姿は、多くのファンを魅了しました。
試合を動かす勝負強い盗塁
出塁後は、さらなる一歩を追求しました。マンシー選手の初球に合わせ、迷いなくスタートを切った大谷選手。余裕を持って二盗に成功し、今季8個目の盗塁を記録しました。あと一本が出ればという緊迫した場面で、常に先の塁を狙う姿勢がチームに緊張感と勢いを与えています。
山本由伸の好投と救援陣の攻防が導いた劇的な結末
試合全体の主なハイライトは以下の通りです。
- 山本由伸:6回1/3を投げて5安打2失点、9奪三振(球数107)
- 救援陣:八回に痛恨の同点2ランを浴びるも、延長十回はフィリップスが無失点リリーフ
- サヨナラ劇:延長十回裏、エドマンの左翼線への一打で勝利
29歳の新相棒・フェドゥシアとのコンビで好投
先発した山本由伸投手は、新しくバッテリーを組む29歳のフェドゥシア選手とともに、マウンドで躍動しました。
信頼関係が光ったABSチャレンジの成功率
山本投手は試合後、「すごく信頼して投げていますし、ABSもすごい成功率ですごく助けられています」と、新相棒への厚い信頼を語りました。この日、フェドゥシア選手が主導した「ABSチャレンジ」は4度の行使で3度の判定変更を勝ち取る驚異的な成功率を記録。山本投手の投球を最大限に引き出す、まさに二人三脚のピッチングでした。
クオリティースタートを量産する圧倒的安定感
この日の投球により、山本投手の今季クオリティースタート(QS)は18度目となり、QS率は驚異の78.2%に達しました。初回に先制を許す場面もありましたが、二回から三者連続三振を奪うなどすぐにリズムを修正。自己最多となる13勝目にはあと一歩届きませんでしたが、ポストシーズンを見据えたエースの安定感は揺るぎないものです。
緊迫の終盤戦からサヨナラ勝ちへのプロセス
山本の熱投で2点リードを守る展開でしたが、試合は一筋縄ではいきませんでした。
八回に訪れた同点のピンチ
山本投手が降板した直後の八回、3番手のハート投手がクルーズ選手に痛恨の同点2ランを被弾。これにより山本投手の勝ち星の権利は消滅し、本拠地のファンからも溜息が漏れる展開となりました。しかし、チームの士気は低下しませんでした。
延長十回のタイブレークで見せた粘り
延長十回、タイブレークの重圧がかかる場面で登板したフィリップス投手は、1死満塁の絶体絶命のピンチを迎えます。しかし、ここで相手打線を遊ゴロ併殺打に仕留める圧巻の投球で無失点に切り抜けました。その裏、最後は7番のエドマン選手が左翼線へ劇的なサヨナラ打を放ち、ドジャースはリーグの強さを証明するサヨナラ4連勝を達成しました。

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