ドジャース敗北も15試合連続出塁の大谷翔平と13連続三振と覚醒した佐々木朗希!

試合

試合日時:2026年5月30日(日本時間5月31日) 試合結果:ドジャース 3 - 4 フィリーズ

本日の大谷翔平投手は「1番・指名打者(DH)」として先発出場しました。 激しい打席での攻防の中で、見事な安打を放ち連続試合出塁を15に伸ばしたものの、相手投手陣の執拗な攻めを前に今季初となる1試合3三振を喫する悔しい結果となりました。 本日の大谷選手の打撃成績は以下の通りです。

  • 打数:5打数
  • 安打:1安打(右前安打)
  • 本塁打:0本塁打
  • 打点:0打点
  • 四死球:0四死球
  • 三振:3三振
  • 打率:.277

ここからは、大谷選手の全5打席にわたる熱戦の詳細を、スタジアムの緊迫した空気感と共にお伝えします。

ドジャースタジアムのファンの大歓声に迎えられた第1打席は1回裏、フィリーズの先発マウンドに立った佐々木朗希投手との投げ合いを見守る中での打席でした。 大谷選手はカウント0-2と追い込まれると、3球目の外角低めに鋭く逃げていくスライダーにバットが空を切り、空振り三振に倒れました。 相手バッテリーの素晴らしい配球が光った立ち上がりとなります。

続く2回裏、1死一、二塁という一打同点の絶好機で迎えた第2打席では、メジャーならではのシステムがドラマを生みます。 カウント1-2からの5球目、外角低めに決まった際どい直球を大谷選手は見送りました。 当初の判定は「ボール」でしたが、フィリーズの捕手リアルミュート選手がすぐさまベンチへ向かって「チャレンジ(ビデオ判定)」を要求。 球場の電光掲示板に映し出された映像により判定が覆り、無念の見逃し三振となりました。 好機での無得点にスタジアムからはため息が漏れました。

しかし、異次元の修正能力を持つ大谷選手は、4回裏の第3打席で意地を見せます。 2死走者なしの場面で打席に入ると、初球に投じられた高めの甘いスイーパーを逃さずに完璧に捉えました。 快音を残した打球はあっという間にライト前へと転がるクリーンヒットとなり、これで実に見事な「15試合連続出塁」を達成しました。 一流の打者としての存在感を改めて証明する一打となりました。

最も球場がどよめいたのは、7回裏の先頭打者として迎えた第4打席、フィリーズの3番手右腕カーカリング投手との対戦でした。 初球、2球目を見送ってカウント1-1となった後、3球目に内角へ投じられた激しい直球に対し、大谷選手は体をのけぞらせて間一髪で回避。 この厳しい攻めに対して球場全体から地鳴りのようなブーイングが巻き起こります。

ここからカウントが進み、4球目の160キロのツーシームを空振り。 そして5球目、カーカリング投手が投じた161キロの剛速球が、大谷選手のはるか手前で大きくワンバウンドする大暴投気味の球となりました。 これには大谷選手も完全に意表を突かれたようで、打席の中で「ワォ!」とビックリ絶叫。 そのまま数秒間、表情を固めてフリーズしてしまい、最後は苦笑いを浮かべながら捕手のリアルミュート選手と言葉を交わすという、非常に珍しいシーンが見られました。

この打席は最終的に6球目、内角低めに沈むスライダーにバットを止められず空振り三振。 その際、振り抜いたバットのフォロースルーがリアルミュート選手の体に軽く接触してしまうアクシデントが起きました。 大谷選手は自らの三振に悔しさをにじませつつも、ベンチへ戻る直前に必ずリアルミュート選手の方を振り返り、「大丈夫か?」と声をかけて丁寧に謝罪。 球界最高のスターでありながら、相手へのリスペクトを絶対に忘れない紳士的な振る舞いに、現地メディアからも称賛の声が上がっていました。

1点ビハインドで迎えた最終回、9回裏1死走者なしという一打同点のシチュエーションで巡ってきた第5打席。 フィリーズの絶対的守護神であるデュラン投手と対峙しました。 大谷選手は長打を狙う構えを見せ、カウント2-2まで粘ったものの、5球目の低めに鋭く落ちる変化球にタイミングを崩され二ゴロに。 ドジャースタジアムのファンが祈るように見守った最後の反撃は実らず、大谷選手のバットで奇跡を起こすことはできませんでした。

本日のドジャースは、今季10度目の先発マウンドに上がった若き至宝・佐々木朗希投手が、まさにメジャー移籍後最高とも言える圧巻のピッチングを披露しました。 昨年の負傷や今季序盤の慎重な起用を乗り越え、体つきも筋肉量が増して一回りたくましくなった姿で登場。 首位攻防戦にふさわしい快投を見せましたが、終盤の継投策が裏目に出てしまい、チームの連勝は「6」でストップしました。 本日の試合における両チームの主な見どころは以下の通りです。

  • 佐々木朗希投手が大躍進:5回1/3を投げ2安打1失点、7奪三振の快投。今季最速161.6km/h、平均球速が約2.4km/hも急上昇し本拠地は大熱狂。
  • コールとエスピナルの活躍で一時勝ち越し:2回にコールの適時打で同点、4回にエスピナルの犠飛で逆転に成功。
  • ベッツが貴重な追加点を叩き出す:7回裏にベッツの右前適時打で3-1とリードを広げる。
  • 8回表にリリーフのスコットが痛恨の逆転被弾:2死からハーパーに適時打、ソーサに逆転2ラン本塁打を浴びる。

【前半戦】先制を許すもギアを上げた佐々木朗希!驚異の13者連続アウトでフィリーズ打線を完璧に封じ込める

佐々木朗希投手の立ち上がりは、メジャー屈指の長距離砲シュワーバー選手との真っ向勝負から始まりました。 フルカウントまで粘られるものの、9球目に投じたキレ味抜群のスプリットで空振り三振を奪うと、続くターナー選手を中飛に打ち取ります。 3番ハーパー選手には四球を与えたものの、4番マーシュ選手を落ち着いて二ゴロに仕留め、初回を無失点で切り抜けました。 この時点で球速は160キロを超えており、素晴らしい調整が伺えました。

しかし2回表、先頭の5番ボーム選手に一瞬の隙を突かれます。 カウント1ボールからの2球目、中央に入った159.1キロのストレートを完璧に捉えられ、打球はバックスクリーン右へと飛び込むソロ本塁打に。 先制点を与え、ドジャースは0-1とリードを許す展開となりました。

ここから佐々木投手の真の恐ろしさが発揮されます。 本塁打を浴びて目が覚めたのか、続くストット選手を一ゴロ、リアルミュート選手とガルシア選手を連続の空振り三振に仕留めると、ここから驚異の「13者連続アウト」という完璧なピッチングへと突入します。

3回表にはシュワーバー選手、ターナー選手という強力な上位打線を連続の空振り三振に斬って取り、この試合初の三者凡退。 4回表もハーパー選手、マーシュ選手、ボーム選手というクリーンアップを三者凡退。 5回表も抜群のテンポでスライダーとスプリットを投げ分け、あっという間にアウトを積み重ねていきました。

佐々木投手の好投に応えたいドジャース打線は2回裏、無死一、二塁から8番コール選手がセンター前へのタイムリーヒットを放ち、すぐさま1-1の同点に追いつきます。 さらに4回裏には、1死三塁のチャンスを作ると、9番エスピナル選手がセンターへきっちりと犠牲フライを打ち上げ、2-1と逆転に成功しました。

インタビューでは球速が戻った理由などを答えています。

【後半戦】5万人のスタンディングオベーションと、8回表に訪れた暗転。リリーフ陣が捕まり悔しい逆転負け

勝利投手の権利を持ったまま迎えた6回表。 佐々木投手は先頭のクロフォード選手を空振り三振に仕留めます。 しかし続くシュワーバー選手の打球がサードの失策を誘い、久々の走者を許すと、2番ターナー選手にライト前ヒットを浴び、1死一、二塁と一打同点のピンチを背負いました。

ここで打席には強打の左打者ハーパー選手を迎えるという場面で、デーブ・ロバーツ監督がマウンドへ向かい、ピッチャー交代を告げました。 球数は84球。 まだスタミナは残っているように見えましたが、指揮官は「次に来る打者とのデータ的な相性を考え、最善のマッチアップ(左腕ベシア)を選択した」と試合後に説明しています。

マウンドを降りる佐々木投手に対し、ドジャースタジアムを埋め尽くした5万人超の観客からは、これまでの快投を称える凄まじい大歓声とスタンディングオベーションが送られました。 試合後に佐々木投手自身も「ここ1週間で微調整した感覚が一気にハマった」と語る通り、平均球速が158.5キロとこれまでの平均から2.4キロもアップしており、本物のメジャーの先発としての風格を漂わせていました。

佐々木投手の後を受けた2番手ベシア投手は、ハーパー選手に四球を与えて満塁としたものの、後続を気迫の投球で打ち取り、見事に佐々木投手の残したピンチを無失点で火消ししました。 ベンチに戻ったベシア投手は笑顔で佐々木投手と熱いハグを交わし、チームの雰囲気は最高潮に達します。

追加点の欲しいドジャースは7回裏、先頭のパヘス選手がツーベースヒットで出塁すると、2死二塁から4番ベッツ選手が意地のリパブリック適時打をライト前へ運び、3-1と貴重な2点リードを奪いました。 これで佐々木投手の今季4勝目は確実かと思われました。

しかし8回表、野球の怖さがドジャースを襲います。 4番手としてマウンドに上がったスコット投手がフィリーズ打線に捕まりました。 2死を簡単に奪ったものの、ランナーを二塁に背負うと、3番ハーパー選手にライト前タイムリーを浴びて3-2と1点差に詰め寄られます。 これでスコット投手の連続無失点記録は「12試合」でストップ。

動揺を隠せないスコット投手に対し、続く代打ソーサ選手が襲いかかります。 投じられた甘いボールを完璧に捉えられた打球は、ドジャースファンの悲鳴と共に左中間スタンドへと吸い込まれる痛恨の逆転2ラン本塁打となりました。 3-4と一瞬にして試合をひっくり返されてしまったのです。

9回裏、ドジャース打線はフィリーズのクローザーであるデュラン投手の前に三者凡退に抑えられ、万事休す。 終盤まで試合を完全に支配していただけに、あまりにも悔しい逆転負けとなり、ドジャースの連勝は「6」でストップ。 佐々木朗希投手の圧巻の「覚醒ピッチング」による4勝目も、リリーフ陣の崩壊によって幻となってしまいました。

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