ドジャース終戦、大谷翔平58日ぶり一発も空砲に…悔しさにじませたポストシーズンの全貌

試合

2026年10月15日(日本時間16日)、ロサンゼルス

ドジャース 4 – 6 ブルワーズ

大谷翔平、58日ぶり執念の3ランもチームは4連敗で終戦

  • 打撃成績: 4打数 1安打 3打点 1本塁打 3三振
  • 試合出場: 「1番・指名打者」で先発出場

ポストシーズンに入り苦戦が続いていた大谷翔平選手に、ようやく待望の一発が飛び出しました。1点リードで迎えた2回裏、2死一、二塁の絶好機。元チームメートであるブルワーズの先発右腕メイ投手が投じた内角カットボールを完璧に捉えると、打球は右翼席深くまで突き刺さる特大の3ランとなりました。打った瞬間、バットを放り投げ、三塁ベンチに向かって絶叫しながら走り出すなど、チームを鼓舞する魂のパフォーマンスを見せました。

執念の一発から一転して続いた三振の山

終盤の同点・勝ち越し機に回ってきた打席での苦悩

二回の豪快弾で一時はチームに4点のリードをもたらした大谷選手でしたが、中盤以降はブルワーズの継投策の前に苦しめられることになりました。五回裏の第3打席では、3番手左腕ロメロの鋭いスイーパーに翻弄されて三球三振。さらに4-5と1点を追いかける七回裏1死三塁の同点機で迎えた第4打席でも、4番手左腕アシュビーの外角低く曲がるスライダーにバットが空を切り、2打席連続の三球三振を喫しました。

悔しさをにじませた試合後の胸中と二刀流復活への決意

九回裏は自身の打席が回ってこず、ネクストバッターズサークルでチームの終戦を見届けることになった大谷選手。試合後には「このチームでできるのは1年1年最後。悔しい……はぁ。思いというか気持ち。それだけです」と絞り出すように本音を吐露しました。

左ひざなどの不調を抱えながらも戦い抜いた今季について「自分の力のなさを感じた」と振り返りつつ、シーズン途中から断念せざるを得なかった二刀流の本格復活に向けて「全部やるつもりで、よりよいシーズンになるように頑張りたい」と強い決意を語りました。

リーグ最高勝率ブルワーズの壁、連夜の継投失敗で敗退

  • 両チームの主な動き:
    • ドジャースは先発グラスノーが4回途中から捕まり、五回途中で降板。
    • 救援陣が踏ん張り切れず、五回に押し出し四球で同点に追いつかれる。
    • 六回表に4番手スコットが勝ち越しソロ弾を浴び、そのまま逃げ切られる。

21世紀初のワールドシリーズ3連覇を目指したドジャースでしたが、ナ・リーグ最高勝率を誇るブルワーズの勢いを止めることはできませんでした。前日の第3試合に続き、この第4試合でも救援陣がリードを守りきれない展開となりました。

投手陣の踏ん張り切れなかった継投と試合の推移

先発のマウンドに上がったグラスノー投手は四回にバウアーズ選手に2点適時二塁打を浴びると、4-2と2点差に迫られた五回にも適時打を許し降板。後を受けたリリーフ陣も粘りきれず、満塁のピンチからベシア投手が押し出し四球を与えて同点に追いつかれました。さらに六回表には、4番手のスコット選手がミッチェル選手に痛恨の勝ち越しソロ本塁打を献上。前夜の継投策の綻びに続き、この日もブルワーズ打線の執念に屈する形となりました。

ロバーツ監督が語った相手への賛辞と大谷への信頼

試合後、ロバーツ監督は会見で「ブルワーズは完璧な野球を見せた。相手に力で上回られて負けたのであれば、少しは受け入れやすい」と相手の戦いぶりに脱帽のコメントを残しました。また、ポストシーズンで初めて「1番」に起用した大谷選手については、「ホームランは素晴らしかった。結果的に三振は喫したが、あの一打は大きかった」と称賛。続けて「これからもショウヘイを信頼する。100%の状態ではない中でも逃げずに出場し続けたいと望んだことに多大な敬意を抱いている」と、満身創痍で戦い抜いたエースへの厚い信頼を強調しました。

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