現地時間4月15日、ドジャースタジアムで行われたニューヨーク・メッツ戦で、大谷翔平選手が歴史的なマウンドに上がりました。右肩への死球の影響を考慮し、2021年以来約5年ぶりとなる「打席に立たない投手専念」での出場となったこの日、大谷選手は圧巻の投球で全米のファンを釘付けにしました 。
試合結果
- 試合日: 2024年4月15日(日本時間4月16日)
- 対戦相手: ニューヨーク・メッツ
- スコア: ドジャース 8 – 2 メッツ
- 勝敗: ドジャース勝利(3連戦スイープ達成)
圧巻の「一刀流」で証明した支配力
本日の投手成績
- 回数: 6回
- 球数: 95球
- 被安打: 2
- 奪三振: 10
- 失点(自責点): 1
- 四球: 2
- 最速: 100.4マイル(約161.5キロ)
- 防御率: 0.50(ナ・リーグ3冠:防御率・WHIP・被打率)
「ジャッキー・ロビンソンデー」に背番号42を背負って登板した大谷選手は、初回からアクセル全開でした 。序盤から158キロを超える直球を投げ込み、3回には11球粘られた末にこの日最速の
161.5キロでトミー・ファムを空振り三振に。対戦したフランシスコ・リンドーアが思わず「これは打てない」と苦笑いを見せるほどのキレ味でした 。
5回にMJ・メレンデスに適時二塁打を許し、日本人先発投手として最長を更新していた連続無自責点記録は「32回2/3」でストップしましたが、直後の6回に真価を発揮します 。メッツの好打順を相手に3者連続空振り三振を奪い、貫禄の投球でマウンドを降りました 。
本人は試合後、「イニング間が長く感じて変な感じはした」と語りつつも、「打者への対策を練る時間が多く有意義だった」と、投手専念によるメリットを強調しました 。
インタビューでは子供が一歳を迎えるということで質問され「遠征で会えないことが多いのは辛いです。でもフィールドと家庭は別で考えていて、家に変えればリラックスしています」と答えていました。娘さんがお茶のパッケージをみて「パパ」ということがあると微笑ましいエピソードも語っていました。
ドジャースの打線爆発!攻守安定した試合展開
チームの主なプレー
- キム・ヘソン: 2回に先制となる移籍後第1号2ラン本塁打
- テオスカー・ヘルナンデス: 6回に点差を広げる第4号ソロ本塁打
- ダルトン・ラッシング: 8回に試合を決定づける第4号グランドスラム
- カイル・タッカー: 8回にダメ押しの第2号ソロ本塁打
ドジャースが誇る強力打線と盤石の継投
試合は2回、期待の若手ドルトン・ラッシングの二塁打から、今季加入したキム・ヘソン選手が右中間へ鮮やかな2ランを放ち、ドジャースが先制しました 。
大谷選手が1失点で踏ん張る中、6回にはテオスカー・ヘルナンデス選手の一発で突き放し、8回には満塁の好機でラッシング選手がグランドスラムを叩き込むなど、計4本の本塁打でメッツを圧倒しました 。
投げては、大谷選手の後を継いだブレイク・トライネン、タナー・スコットが無失点で繋ぎ、最後はトミー・ジョン手術から復帰したカイル・ハートが締めくくりました 。
ドジャースはこの勝利でメッツとの3連戦をスイープ(全勝)。一方のメッツは泥沼の8連敗を喫する対照的な結果となりました 。ロバーツ監督は、大谷選手の投手専念の判断について「間違いなく良い出来だった。彼の投球を専念させたのは良い判断だった」と自画自賛のコメントを残しています 。

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