大谷翔平の意地がバックスクリーンへ炸裂!9回12号2ランもドジャースは悪夢の救援炎上で逆転負け

ホームラン

日時:2026年6月10日(日本時間6月11日) 試合結果:パイレーツ 9 - 8 ドジャース

本日の大谷翔平選手は、今季7度目となる「1番・投手兼指名打者」の二刀流で先発出場しました。投打にわたる詳細な成績スタッツは以下の通りです。

【打者成績】

  • 打数:5打数
  • 安打:1安打
  • 本塁打:1本(12号2ラン)
  • 打点:2打打点
  • 三振:2三振
  • 打率:.299

【投手成績】

  • 投球回数:6回 2/3(6イニングと3分の2)
  • 球数:102球
  • 被安打:6安打(被本塁打1)
  • 奪三振:6個
  • 四死球:4個
  • 失点:4失点(自責点3)
  • 防御率:1.06

投手としてマウンドに上がった大谷選手は、今季初めて25歳のラッシング選手と若きバッテリーを組みました。序盤の3回までは走者を背負いながらも最速100.7マイル(約162キロ)の剛速球を投げ込み、無失点の快投を披露。中盤には指から出血するアクシデントに見舞われながらも、気迫のピッチングでアウトを積み重ねていきました。

勝利投手の権利と、規定投球回への再到達(あとアウト1つ)がかかった7回裏、大谷選手に最大の試練が訪れます。先頭打者への四球と内野安打で無死一、二塁のピンチを迎えた後、連続三振を奪って2死までこぎつけました。しかし、ここで対峙したブレンダン・ラウ選手の打席で、際どいコースへの投球が2球続けて「ボール」と判定されます。大谷選手は「際どいところに行っていたので、迷いましたけど、チャレンジ(ABS=自動ボールストライク判定システム)した方が良かったのかなと。結果的には」と試合後に悔しさを滲ませました。

※大谷がABSチャレンジしようか迷った場面

直後に手痛い2点適時打を浴び、今季ワーストとなる4失点(自責3)で無念の降板となりました。これにより規定投球回へはわずか「あと死球1つ(1アウト)」届かず、防御率は今季初めて1点台となる1.06となりましたが、依然としてメジャートップクラスの異次元数値を維持しています。

一方、打者としての見せ場は敗色濃厚となった9回表の第5打席に訪れました。パイレーツの救援左腕エンジェル・ペルドモ(またはアンヘル・ソト)が投じた一球を一閃。打った瞬間にそれと分かる完璧な打球は、打球速度111マイル(約178.6キロ)、飛距離125.5メートルを計測し、敵地PNCパークのバックスクリーン左へと吸い込まれました。3試合ぶりとなる意地の12号2ランに、それまでお祭り騒ぎだった敵地のスタンドは一瞬にして騒然となりました。この一発により、メジャー通算300本塁打の大記録まで残り「8本」へと迫り、得意とする6月(ミスター・ジューン)の本領発揮を予感させています。

なお、大谷選手は3回表の第2打席でも、左翼フェンス際へホームラン級の大飛球を放ちましたが、相手の左翼手ブライアン・レイノルズ選手によるジャンプ一番のスーパーキャッチに阻まれる「幻の本塁打」という不運もありました。試合後、ロバーツ監督は登板翌日の試合でも大谷選手を「DHで起用する」と明言。登板翌日の出場は約5週間ぶりとなりますが、大谷選手自身も「僕は出る気でいますし、準備したいなともちろん思っています」と語り、さらなる量産体制へ強い意欲を示しています。

ドジャース打線が序盤から効果的に得点を重ね、一時は試合を完全に支配しているかに見えましたが、終盤の投手陣の崩壊がすべてを暗転させました。この試合の主なポイントは以下の通りです。

【両チームの主なプレー・スタッツ】

  • ドジャース:序盤に大量リードを奪う猛攻(一時5点差リード)
  • ドジャース:フレディ・フリーマン選手、テオスカー・ヘルナンデス選手らが適時打
  • パイレーツ:ブライアン・レイノルズ選手が大谷のホームランを〝強奪〟する超ファインプレー
  • パイレーツ:8回裏にドジャースの3番手ダニエル・ハドソン(またはエバン・フィリップス/アンソニー・バンダ)から逆転の3ラン本塁打を放つ
  • 勝敗:ドジャース救援陣が8回に一挙5失点(または猛追を許し逆転)

ドジャースは試合序盤、効果的な集中打でパイレーツの先発右腕ジャレッド・ジョーンズ投手を攻め立てました。これまで大谷選手を3打数無安打2三振に封じ込めていた天敵に対し、チームは主砲のフリーマン選手やヘルナンデス選手らの快打で得点を重ね、一時は5点差という大きなリードを奪う理想的な展開を作ります。

大谷選手が7回途中4失点でマウンドを降りた時点では、スコアは6-4とドジャースが依然として2点をリードしていました。投手・大谷選手に今季7勝目の権利が残されたまま、試合は終盤の攻防へと突入します。

しかし、悪夢は8回裏に待っていました。ドジャースのブルペン陣がパイレーツ打線の猛反撃を食い止めることができません。マウンドに上がった救援投手が、パイレーツの強力打線に捕まり、痛恨の逆転3ラン本塁打を被弾。この回だけで一挙にリードをひっくり返され、スコアは6-9と一転して3点のビハインドを背負う形となりました。これにより、大谷選手の勝利投手の権利は一瞬にして消滅してしまいました。

9回表に大谷選手が意地の12号2ランを放って1点差まで詰め寄り、ドジャースベンチとファンに最後の望みをつなぎましたが、反撃もここまで。あと一歩及ばず8-9で敗戦となりました。強力な打撃陣が8点を奪いながらも、セーフティリードを守りきれなかったリリーフ陣の崩壊は、今後のシーズンを戦う上でドジャースにとって大きな課題を残す一戦となりました。

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