鉄腕アルカンタラに沈黙したドジャース打線、大谷翔平は3四球も「登板翌日」の課題露呈

試合

試合日時:2026年4月29日(日本時間4月30日) 試合結果:ドジャース 2 - 3 マーリンズ(ドジャース本拠地)

試合結果詳細

  • 勝利投手:バウマン
  • 敗戦投手:クライン
  • セーブ:スコット(マーリンズ)

本日の大谷翔平選手は「1番・指名打者」としてフル出場しました。選球眼と足では貢献したものの、快音は響かず、データが示す「登板翌日の脆さ」が顔を出す形となりました。

大谷翔平の打撃成績

  • 第1打席:空振り三振(相手先発アルカンタラの低めスライダーに翻弄される)
  • 第2打席:四球(ストレートの四球で出塁、直後に今季4個目の盗塁成功)
  • 第3打席:左飛(無死一塁の好機で凡退)
  • 第4打席:四球(救援左腕に対し冷静に見極める)
  • 第5打席:申告敬遠(9回1死二、三塁の絶好機で勝負を避けられる)
  • トータル成績:2打数 0安打 3四球 1三振 1盗塁

俊足は健在も、バットから快音消える

この試合、大谷選手の最も輝いたプレーは三回の第2打席です。2022年のサイ・ヤング賞右腕アルカンタラの投球モーションを完全に見抜き、完璧なスタートで二盗に成功。打者として出場した直近4試合で3個目の盗塁と、機動力に関しては文句のつけようがないパフォーマンスを維持しています。

一方で、懸念されるのは「登板翌日」の打撃内容です。前日に今季2度目の投手専念登板(今季初黒星)を終えたばかりの大谷選手ですが、データ上、登板翌日の通算打率は1割前半と極端に低い「鬼門」となっています。この日も、第1打席ではアルカンタラの内角低めスライダーに手が出ず空振り三振。五回無死一塁の勝ち越しのチャンスで迎えた第3打席でも、捉えきれずにレフトフライに倒れるなど、本来の力強いスイングは見られませんでした。

九回、1点を追う場面で一打逆転のチャンスに立ちましたが、ここは相手ベンチが冷静に申告敬遠を選択。勝負をさせてもらえないという一流の証ではあるものの、自らのバットで試合を決めることは叶いませんでした。

試合全体を振り返ると、ドジャースは投手陣の粘りを打線が援護しきれない、フラストレーションの溜まる展開となりました。

両チームの主なプレーまとめ

  • マーリンズ:5番ヒックスが二回に先制の7号ソロ本塁打
  • ドジャース:先発グラスノーが5.2回を投げ9奪三振2失点と試合を作る
  • ドジャース:ラッシングが一時同点となる適時打を放つ
  • マーリンズ:サノジャが八回に値千金の勝ち越しタイムリー
  • ドジャース:九回1死二、三塁のサヨナラ機でフリーマンが併殺打に倒れる

投手戦の末に明暗を分けたのは「決定力」の差

ドジャースの先発タイラー・グラスノーは、序盤から100マイル近い剛速球と鋭いカーブを武器に三振の山を築きました。二回にヒックスに許したソロ本塁打こそあったものの、5.2回を投げて9奪三振とエース級の役割を果たしました。

しかし、打線が援護に恵まれません。ロバーツ監督が試合後に「コロラドでのシリーズ以降、打線の流れが噛み合っていない」と苦言を呈した通り、走者は出すものの本塁が遠い展開が続きました。一度はラッシングの適時打で追いついたものの、八回にリリーフのクラインがサノジャに勝ち越し打を許すと、反撃の糸口が見えなくなりました。

最大のハイライトは九回裏。ドジャースは1死二、三塁という一打サヨナラの絶好機を作ります。ここでマーリンズは迷わず大谷を申告敬遠し、満塁策をとりました。続く主砲フリーマンに期待がかかりましたが、結果は最悪の二ゴロ併殺打。13連戦の最終戦という疲労困憊のスケジュールの中、ドジャースはホームで手痛い2連敗を喫しました。

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