- 試合日時:2026年5月2日(日本時間5月3日)
- 試合結果:ドジャース 2 - 3 カージナルス(ブッシュ・スタジアム)
苦しむ大谷翔平、自己ワースト更新の14打席無安打——ロバーツ監督が指摘した「狂い」とは
ドジャースの「1番・DH」として出場を続ける大谷翔平選手ですが、この日は完全に相手バッテリーの術中にはまり、快音を響かせることはできませんでした。
【大谷翔平の本日の成績】
- 第1打席:二塁ゴロ
- 第2打席:左飛
- 第3打席:空振り三振
- 第4打席:空振り三振
- 合計:4打数0安打2三振
【大谷翔平のプレー詳細解説】 セントルイスでのカージナルス戦。大谷翔平のバットは、前日に続き湿ったままでした。これで今季ワーストとなる14打席連続無安打。打率も徐々に数字を下げており、深刻なミニスランプの様相を呈しています。
特に象徴的だったのは6回の第3打席です。相手投手マグリビに対し、カウント3-0と打者有利な状況を迎えました。しかし、ここから2球連続でストライクを見逃し、最後は低めに沈むチェンジアップにバットが空を切りました。かつての豪快なスイングは影を潜め、どこか迷いがあるようにも見受けられます。
試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の状態について「ホーム(ロサンゼルス)では非常に良い状態に戻ったと思っていたが、この2試合は少しボール球に手を出している」と分析。ストライクゾーンの管理に狂いが生じていることを指摘しました。また、1番打者としての責任感からか、四球を選ぶよりも無理に打ちにいこうとする「力み」も、打線全体の停滞とともに顕著になっています。
次戦以降、中6日での登板も控える中、この打撃の狂いをどう修正してくるのか。二刀流スターの真価が問われる局面を迎えています。
佐々木朗希の力投空しく…11年ぶりの本塁打ゼロで沈むドジャース打線の沈黙
マウンドには「令和の怪物」こと佐々木朗希投手が立ち、今季最長のイニングを投げ抜きましたが、待っていたのは報われない結末でした。
【試合の流れ・主要プレーまとめ】
- ドジャース:5回まで4度の併殺打を記録し、再三の好機を潰す拙攻。
- カージナルス:3回、ウォーカーが佐々木朗希の甘いスプリットを捉え、左翼席へ逆転の3ラン本塁打。
- 佐々木朗希:6回104球、被安打5、奪三振4、失点3。今季2度目のクオリティ・スタート(QS)を達成。
- ドジャース打線:9回に2点を返し1点差まで詰め寄るも、あと一歩及ばず。
【試合展開の詳細解説】
ドジャースにとって、この日は呪われたような試合展開となりました。先発の佐々木朗希は、序盤こそ制球に苦しみ、2回までに40球を要する不安定な立ち上がりでした。現地解説を務めた殿堂入り右腕のジョン・スモルツ氏も、佐々木の制球難に対して「自分を信頼していない」と厳しい言葉を投げかけるほどでした。
暗転したのは3回です。一死一、二塁の場面で迎えたウォーカーに対し、カウント2-2から投じた54球目。伝家の宝刀・スプリットが落ち切らず、ど真ん中の絶好球となってしまいました。打球速度110マイル(約177キロ)を超える強烈な一撃は、あっという間に左翼フェンスを越える3ラン本塁打となりました。
一方で、援護したい打線は機能不全に陥っていました。5回までに実に4度もの併殺打を放ち、走者を出しては自らチャンスを摘み取る「空回り」の状態。チームはこれで5試合連続本塁打ゼロとなりましたが、これは球団にとって2015年以来、11年ぶりの屈辱的な記録です。ロバーツ監督が「やり過ぎな部分がある。四球を選ぶべきところで無理に打ちにいっている」と嘆く通り、個々が「自分が決めなければ」というプレッシャーに押しつぶされている印象を与えました。
佐々木は4回以降、3イニング連続で三者凡退に抑える修正能力を見せ、今季最多の104球を投じる粘りを見せましたが、今季3敗目。チームも2得点以下が4試合続くなど、昨季の爆発力が嘘のような沈黙が続いています。
連敗ストップの鍵は、やはり上位打線の奮起にあります。次戦からのアストロズ戦では、山本由伸、大谷翔平の「二枚看板」が登板予定。自らの右腕とバットで、この嫌な流れを断ち切ることができるでしょうか。

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