大谷翔平、7試合連続安打も…ドジャース大敗で輝きも沈む

試合

試合日時と結果

  • 2025年6月10日(現地時間)/ドジャース vs パドレス
  • 試合結果:ドジャース 1–11 パドレス

この日、大谷は以下のような内容で打席に立ちました。

  • 1番・DHで先発出場
  • 3打数1安打1三振
  • 7試合連続ヒットを記録

連日安打を積み重ねることで、シーズン打率は.291に。ホームランも既に23本を数えており、打撃面では順調に記録を伸ばしています。ただし、チームが大差で敗れたことで、その活躍もやや霞んでしまった印象です。

投手復帰への兆しも見えた大谷ライブBP三回目

試合外での注目ポイントは、大谷翔平の投手復帰に向けた調整です。試合前、大谷はペトコ・パークでシミュレーション登板を行い、3イニング/44球/6奪三振と好内容を披露しました。

フルスロットルではなくも、制球力と球威に問題なし。ロバーツ監督も「オールスター前の実戦登板の可能性はゼロではない。ゼロよりは上」と発言しました。

この調整登板の様子から、早ければオールスター明けには実戦復帰が視野に入ってきたと言われています。現在のドジャースは、先発ローテーションが大きく崩れており、8人の投手が故障者リスト入りという苦境。大谷の二刀流復活が、まさに待ち望まれている状況です。

ライブBP終わりには見学していたダルビッシュ選手と山本選手の投手3人での談笑もありました。ダルビッシュ選手に球の感覚などを聞かれたようです。

序盤(1〜3回)

  • 1回:両チーム無得点で静かな滑り出し。
  • 3回裏:パドレス・ルイス・アルラエスがダブルで先制、その後マニー・マチャドのタイムリーで2点目を追加

4〜5回の連続攻撃

  • 4回裏:マチャドが再びタイムリーを放ち、Jackson Merrillにも犠牲フライで得点。これでパドレスが4-0リード
  • 5回表:ようやくドジャースも反撃。大谷翔平が先制点を返すシングルを記録。フレディ・フリーマンも追加点のシングルで応戦し、5-1とした
  • 5回裏:パドレスは反撃を開始せず、この回は得点なし。

6回裏で決定的な差

  • パドレスはこの回に4点を一挙に奪うビッグイニング。マルティン・マルドナドがホームラン、そしてボガーツの2点タイムリーで試合の決着。スコアは一気に9-1に。
  • ドジャース先発マット・ザウアーはこの回までに6回を失点アリアリで降板。

中盤以降(7〜9回)

  • マチャドがこの試合トータルで3安打・5打点と大暴れ。パドレスは16安打により圧倒
  • ドジャースは中盤以降も立て直せず、リリーフ陣が踏ん張れず追加失点を許す。
  • 8回表にコンフォルトが犠牲フライで唯一の追加点を挙げる。
  • 終盤:ドジャースは控え選手を投手起用するなど手を付けるも、スコアは11-1で決着。

🧭 トータル振り返り

  • 主な得点者(パドレス) アルラエス(3安打、4得点)、マチャド(3安打、5打点)
  • 投手陣 パドレス先発ディラン・スィーズが7回・11奪三振の好投。ドジャース先発ザウアーは早い段階で失点を重ねる
  • ドジャース打線 大谷の安打1本のみにとどまり、チャンスらしいチャンスを作れず
  • 特記事項 ドジャースはリリーフでも大量失点。終了後、控え選手を投手代用起用するなど”捨て試合”ムード

この試合では、パドレスが序盤から攻撃のリズムをつかみ、6回の4得点で試合の流れを完全に掌握しました。一方、ドジャースは序盤の失点が尾を引き、反撃の糸口を掴めず完敗。大谷が貴重な1点を返したものの、全体としてはチーム力差が浮き彫りになった一戦でした。

今後、イニングごとの反省とともに、投手陣の再建が急務となりそうです。

📝 総まとめ

大谷翔平は、7試合連続安打という個人の好調を維持し、現在の打率は.291/本塁打23/39打点と目覚ましい成績を残しています。しかし、対パドレス戦では味方投手陣が崩れ大量失点。チームは1-11の完敗を喫し、序盤から流れを渡せず痛い一戦となりました。

一方で注目は大谷の復帰に向けた投手復帰。44球・6奪三振のシミュレーション登板を経て、現地メディアは「オールスター明け」の実戦復帰が現実味を帯び始めたと報じています。ドジャースは現状、先発ローテが故障者続出(投手8人IL入り)で火の車。そのなかで二刀流の完全復活が叶えば、来季以降の追い風になることは間違いありません。

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