2026年5月9日(日本時間10日) ドジャース 2 - 7 ブレーブス
剛腕ストライダーの前に沈むも、大谷翔平が最終盤で見せた「執念」の左前打
大谷翔平選手は「1番・DH」でフル出場し、ブレーブスの絶対的エース、スペンサー・ストライダー投手と対戦しました 。結果として2三振を喫するなど苦戦を強いられましたが、最終打席で意地の安打を放ち、復調への兆しを見せています。
大谷翔平の打撃成績(2026年5月9日)
- 打席数: 4打数 1安打
- 安打: 1(左前安打)
- 三振: 2
- 詳細成績:
- 第1打席: 空振り三振(カウント2-2から内角97マイルの速球)
- 第2打席: 一ゴロ(カウント2-2から外角低めチェンジアップ)
- 第3打席: 空振り三振(カウント0-2から内角96マイルの速球、3球三振)
- 第4打席: 左前安打(カウント2-2から外角高め94マイルの速球を捉える)
試行錯誤の末に掴んだ安打、キャリアワーストからの完全復活へ
この日の大谷選手は、かつてないほどの試行錯誤を繰り返していました。第3打席からは、バットの先端がくり抜かれた「くり抜きバット」を実戦投入 。ストライダーの圧倒的な球威に対抗しようとする、強い意志が感じられました。
第1打席と第3打席では、150キロを超える内角高めの速球に手が出ず、三振に倒れました 。しかし、8回の第4打席では一転。救援右腕ロペスに対し、7球粘った末の8球目、外角高めの94マイル(約151キロ)を鮮やかに左前へと運びました 。4月下旬に経験したキャリアワーストの25打席連続無安打を乗り越え、これで3試合連続安打となります 。本人はスランプの要因を「しっかりとした構えからのスイングが必要」と分析しており、疲労を否定しつつもメカニズムの修正に全力を注いでいます 。
ブレーブス打線の猛攻と鉄壁のストライダー、ドジャースの連勝を阻んだ圧倒的な「力」
試合全体を振り返ると、ドジャースにとっては非常に厳しい展開となりました。先発のスネル投手が序盤でつかまり、打線もブレーブスの先発ストライダーの前に沈黙を守りました 。
試合を動かした主要なプレー
- オジー・アルビーズ(ブレーブス): 2回に2点適時打を放ち、主導権を握る 。
- スペンサー・ストライダー(ブレーブス): 6回1安打無失点8奪三振の快投でドジャース打線を制圧 。
- アンディ・パヘス(ドジャース): 9回に一矢報いる2ラン本塁打を放つ 。
- ブレイク・スネル(ドジャース): 今季初登板も3回5失点(自責4)と崩れる 。
立ち上がりの誤算、強力ブレーブス打線に飲み込まれたドジャース
ドジャースの誤算は、左肩の炎症から前倒しで復帰した昨季のサイ・ヤング賞右腕、ブレイク・スネル投手の乱調でした。初回から無死満塁のピンチを招くと、2回にはアルビーズとオルソンに連続適時打を浴び、一挙4失点 。球速自体は昨季の平均を上回る96.2マイル(約154.8キロ)を記録していましたが、リーグトップの打率・得点力を誇るブレーブス打線を抑え込むには至りませんでした 。
一方のブレーブス先発、ストライダー投手は完璧な内容でした。2023年に20勝を挙げた実力を遺憾なく発揮し、ドジャース打線を6回までわずか1安打に封じ込めます 。ドジャースは9回に期待の若手パヘス選手が意地の2ランを放ちましたが、反撃もそこまで 。投手陣の崩壊と打線の沈黙が重なり、本拠地での連勝は「2」でストップするという悔しい結果に終わりました 。
次戦への期待:二刀流復活へのカウントダウン
大谷選手の次回登板は5月13日(日本時間14日)のジャイアンツ戦に内定しました 。中7日という十分な間隔を空けてのマウンドとなります 。直近2試合は「投手専念」でしたが、今回の安打で打撃の状態が上向けば、ファン待望の「二刀流」での出場も見込まれます 。苦境の中で光った執念の安打をきっかけに、大谷翔平が再び投打でメジャーを席巻する姿に期待がかかります。

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