試合日時と試合結果 2026年5月3日(日本時間5月4日) ドジャース 4 - 1 カージナルス
トンネルの出口はどこか?大谷翔平、自己ワーストタイ19打席無安打も「俳優級」の存在感
まずは、この日の大谷翔平選手の打撃成績を振り返ります。
- 打席成績:3打数0安打、1四球、1死球、1三振
- 第1打席:三振(空振り)
- 第2打席:四球(ストレートの四球で出塁)
- 第3打席:二塁ゴロ(一塁走者を進塁させる進塁打)
- 第4打席:死球(背中付近に受ける)
- 第5打席:中飛(惜しくもフェンス前で失速)
- 今季通算打率:.246
快音ならずも「演技力」で全米を魅了?不調の中に見せた心の余裕
ドジャースの大谷翔平選手が、これまでにない深いスランプに直面しています。3日(日本時間4日)、敵地セントルイスでのカージナルス戦に「1番・指名打者」で先発出場した大谷選手でしたが、この日もHのランプが灯ることはありませんでした。これで4試合連続無安打、さらにドジャース移籍後ワーストタイとなる「19打席連続無安打」という、ファンにとっては少し心配な数字が並んでいます。
しかし、そんな重苦しい空気を一変させたのが、7回の第4打席でした。救援左腕が投じた時速約120キロ(75マイル)の緩い変化球が、大谷選手の背中付近を直撃。この瞬間、大谷選手は「ううっ!」と球場全体に響き渡るような声を上げ、大げさに身をよじるジェスチャーを見せました。
これには実況のジョー・デービス氏も「あの球速であのリアクションは大げさすぎる(笑)」と爆笑。米メディア「MLB公式」も「演劇の授業を担当すべきだ」と、そのユーモアあふれる「名演技」を称賛しました。安打こそ出なかったものの、こうした場面で笑顔を見せ、周囲を和ませる余裕がある点は、復活への兆しとも言えるかもしれません。
試合後、デーブ・ロバーツ監督は「技術的な問題を抱えているが、いずれ抜け出すだろう」と信頼を強調。次戦のアストロズ戦では、打撃の不調を打破すべく、2登板ぶりとなる「二刀流」での出場が予定されています。マウンドでリズムを作り、その勢いをバットに繋げられるか、真価が問われる一戦となりそうです。
投打が噛み合い連敗ストップ!新星ロブレスキーが圧巻の防御率1位へ浮上
ドジャースがチーム一丸となって掴み取った勝利の要点をまとめます。
- 投手陣の活躍:先発ジャスティン・ロブレスキーが6回無失点の快投で無傷の5勝目。防御率1.25でナ・リーグトップに。
- 打撃陣の援護:2回にアンディ・パヘス、キム・ヘソンの連続適時打で3点を先制。
- フリーマンの復調:5打数2安打1打点。5試合ぶりの3得点以上を記録。
- 不名誉な記録:チームとしては13年ぶりとなる「6試合連続本塁打なし」。
伝説の左腕カーショーを彷彿とさせる「新エース候補」の誕生
ドジャースが泥沼の4連敗を脱出した背景には、若き左腕ジャスティン・ロブレスキーの目覚ましい活躍がありました。この日、カージナルス打線を相手に6回を投げ、奪三振こそなかったものの、打たせて取る丁寧な投球で無失点に抑え込みました。これでデビューから無傷の5連勝。さらに、規定投球回に到達したことで防御率1.25となり、ナ・リーグの防御率ランキングで堂々の1位に躍り出ました。
ロバーツ監督は、ロブレスキーがレジェンド左腕クレイトン・カーショーと同じブランド(スケッチャーズ)のスパイクを履いていることを引き合いに出し、「似ているのはスパイクだけじゃないね」とその安定感を絶賛。本人も「カーショーの取り組む姿勢をずっと見て学んできた」と語っており、名門ドジャースの新たなエースとしての階段を着実に登っています。
打線では、2回に若手のパヘスと新加入のキム・ヘソンが勝負強いバッティングを見せ、序盤で主導権を握りました。
主砲のフレディ・フリーマンにもマルチ安打が飛び出し、「このメンバーなら必ず良くなる」と手応えを口にしています。依然として本塁打が出ない「13年ぶりのアーチ欠乏症」という課題は残るものの、10安打を放ち4得点を挙げたことで、チーム全体に明るい兆しが見えてきた試合でした。
この勝利をきっかけに、ドジャースが再び常勝軍団としての勢いを取り戻せるか。次戦、大谷翔平選手が投打でどのような輝きを放つのか、世界中のファンの視線が注がれています。


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