試合結果:2026年4月20日(日本時間21日)
ロサンゼルス・ドジャース 12 - 3 コロラド・ロッキーズ (会場:クアーズ・フィールド)
勝敗:ドジャース勝利(連敗を2でストップ)
神様を超えた一日!大谷翔平が刻んだ「52」という新たな金字塔
まずは、本日の大谷翔平選手の全成績を振り返ります。
- 打撃成績: 4打数1安打、2四球(うち申告敬遠1)、3出塁
- 詳細: 一失(今季初盗塁)、右前安打、二ゴロ(ボーク打ち直し)、申告敬遠、ストレート四球、空振り三振
- 特筆事項: 52試合連続出塁達成(アジア人タイ記録&ベーブ・ルースのキャリアハイ更新)
歴史が動いた第2打席と「打ち直し」の珍事
ドジャースの「1番・DH」として敵地コロラドに乗り込んだ大谷翔平選手は、第1打席から快足を飛ばします。
1回表、相手のエラーで出塁すると、すぐさま今季初盗塁となる二盗に成功。チャンスを広げ、後続の適時打で先制のホームを踏みました。
そして歴史が動いたのは3回表の第2打席でした。カウント1-2から低めのボール球を鮮やかに捉え、ライト前へと運ぶクリーンヒットを放ちます。これにより、昨年8月24日のパドレス戦から続く連続試合出塁記録は「52」に到達。2018年に秋信守(チュ・シンス)が樹立したアジア人記録に並ぶとともに、あのベーブ・ルースが1923年に記録した51試合連続出塁という自己ベストを103年ぶりに更新する「神様超え」を果たしました。
4回表、1死満塁という絶好の場面で迎えた第3打席では、メジャーでも珍しい「打ち直し」が発生しました。一度は痛烈なファーストライナーとなり、飛び出した二塁走者も戻れずダブルプレーかと思われましたが、投手にボークが宣告。プレーは無効となり、三塁走者が生還した上で、大谷選手は再び打席に立ちました。結果はセカンドゴロに倒れましたが、球場のボルテージは最高潮に達しました。
終盤、大谷選手への警戒は極限に達します。6回、二・三塁の場面では申告敬遠。さらに8回の第5打席では一度もバットを振らせてもらえないストレートの四球。これには敵地であるはずのクアーズ・フィールドのファンからも、大谷選手のバッティングを見られないことへの不満からか、激しいブーイングが巻き起こる異例の事態となりました。
守護神離脱の逆境を跳ね返す一撃!ドジャース打線がクアーズ・フィールドで爆発
大谷選手以外のチーム全体の動きも、本日の勝利には欠かせない要素でした。
- ドジャースの注目プレー: – 先発ロブレスキが7回1失点のクオリティ・スタート
- ロハスが通算1000本安打を達成
- 打線全体で12得点の猛攻
- ロッキーズの注目プレー:
- 序盤のエラーが失点に直結
- 投手陣が大谷を徹底マークするも、大量失点を防げず
投打の噛み合いで見せた首位の意地
ドジャースは試合前、絶対的守護神のエドウィン・ディアスが右肘の手術により長期離脱するという衝撃的なニュースに見舞われました。チーム内に動揺が広がってもおかしくない状況でしたが、この日は代わってマウンドに上がった若き左腕ロブレスキが、標高の高い「打者天国」として知られるクアーズ・フィールドで見事な投球を披露。7回を投げてわずか1失点に抑える快投を見せ、チームに流れを引き寄せました。
打線もこれに応えます。1回に大谷選手の足から掴んだ先制点を皮切りに、中盤から終盤にかけて着実に加点。特にベテランのミゲル・ロハス選手は、この試合で通算1000本安打という節目を迎え、ロバーツ監督から記念球を贈られるなど、チームはお祝いムードに包まれました。
試合後の会見でロバーツ監督は、大谷選手の二刀流登録による優遇を批判したカブスのカウンセル監督に対し、「ショウヘイがいることで有利になるのは確かだが、それは彼を獲得したチームの特権だ」と皮肉を交えて反論。フィールド外での舌戦をも跳ね返すような、12-3という圧倒的なスコアでの大勝となりました。守護神不在という大きな穴を、大谷選手の歴史的快挙とチーム一丸の攻撃力で埋めて見せた、ドジャースにとって非常に価値のある1勝となりました。
まとめ:大谷翔平の進化は止まらない
アジア記録に並び、ベーブ・ルースを超えた大谷翔平選手。次に期待されるのは、ドジャースの球団記録である58試合連続出塁への挑戦です。怪我や主力の離脱という困難を乗り越えながら、彼がどこまでこの記録を伸ばしていくのか。明日以降の戦いからも目が離せません。

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