試合日時と結果
6月27日(日本時間6月28日)/ロイヤルズ 4–5 ドジャース(カンザスシティー、Kauffman Stadium)
6月谷は遅れてやって来た!先頭29号!
- 1回:先頭打者として今季8度目の先頭打者本塁打(シーズン29号)
- 5回:無死一塁から右中間適時三塁打で同点タイムリー
- 打席結果:3打数2安打、2打点、1四球、1三振
- DH起用、5年連続30本塁打に王手
ドラマは5回に再燃:大谷の三塁打で追いつく
1回、先頭打者としてキャメロン投手のチェンジアップを捉えた打球は、右中間スタンドに飛び込み、429フィートの豪快な一発。これでシーズン29本塁打となり、National Leagueでも本塁打トップに立ったことが報じられている。
5回には、またもキャメロンの投球を逆方向へ強烈なライナーでスタジアムのギャップへ送り込み、112.4マイルの打球速度で同点の適時三塁打を記録した。この日の大谷は3打数2安打、2打点に加え四球を選び、落ち着いた選球眼と勝負強さを同時に見せた
試合は大谷ベッツのタイムリーとフリーマンのダブルプレーが決め手に
カンザスシティの本拠地カウフマン・スタジアムで行われたこの日の一戦は、序盤から大谷翔平のバットが火を吹いた。試合開始早々の1回表、大谷はカウント2-1から甘く入ったフォーシームを完璧に捉え、センター後方へ429フィートの先制29号ソロホームランを叩き込んだ。観客がまだ着席しきっていないタイミングでの一撃に、敵地ながらもどよめきが広がった。
その後、試合は両軍の打線が中盤にかけて徐々に噛み合い始める。ドジャース先発のダスティン・メイは初回を三者凡退で抑えたものの、3回以降に崩れ始め、ロイヤルズはボビー・ウィットJr.のツーランホームランなどで一時は試合を4-3と逆転した。打線の援護を受けたロイヤルズは流れを掴みかけたが、その勢いを止めたのもまた大谷だった。
5回裏、2アウトランナーなしの場面で打席に立った大谷は、左中間を破る痛烈な打球で三塁打を記録。今季初の三塁打となるこの一打で、再び球場がどよめく。続くベッツがタイムリーヒットを放ち、ドジャースは4-4の同点に追いつくとともに、大谷の足で一気に勝ち越し点も奪取。これが最終的に決勝点となった。
試合終盤は、両チームのリリーフ陣がそれぞれの役目を果たす中、特に注目されたのは9回裏の攻防。ドジャースの守護神タンナ―・スコットが登板すると、走者を出しながらも最後は自らのピッチャー返しを巧みに処理し、1-6-3のダブルプレーで試合を締めくくった。
ロイヤルズはこれで本拠地11連敗、今月の勝利数も伸ばせないまま苦境が続く。一方のドジャースは、大谷の先制弾と逆転三塁打、ベッツの勝ち越し打など主力がしっかり仕事を果たし、価値ある接戦をものにした。
フリーマンの見事すぎるキャッチング
その後中盤以降は両チームともに得点を奪えず膠着状態。9回裏満塁にピンチにベッツからフリーマンの見事すぎるダブルプレーが試合を決めました。しかしベッツはかなり際どいショーバンを出してしましましたがそれをベースから足を離さずに捉えきるフリーマンの見事すぎるキャッチングで試合を決めてくれました。
一方のロイヤルズは打線が11安打を記録しながらも、わずか4得点に留まり、4安打で5点のドジャースに敗北。投手陣では先発キャメロンに加え複数投手が好投したが大谷とマンシー、ベッツの一発に泣いた形となった。
コメント