試合日時と結果
2025年6月22日(現地時間)にドジャースタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャース対ワシントン・ナショナルズ第3戦は、ドジャースが13–7で勝利しました。
投げて三振打って本塁打!完璧な二刀流を披露!
🔵 投手としてのプレー(3回表に登板)
- 投球回:1回(3回表のみ)
- 投球数:18球(ストライク12、ボール6)
- 奪三振:2(Luis García Jr., Nathaniel Lowe)
- 被安打・四死球:なし(被安打0、四球0)
- 失点:0(唯一の出塁はエラーによるもの)
- 最速球速:98.8マイル(約159km/h)
- ワイルドピッチ:1
- 全体印象:術後2戦目ながら制球・球威ともに安定し、無失点の好投
🔴 打者としてのプレー
- 第7回裏:右中間への3ラン三塁打(走者一掃)
- 第8回裏:左中間への2ラン本塁打(当初は二塁打判定→リプレイで覆って26号本塁打に)
- この日の打点:5(3打点+2打点)
- 打球初速:本塁打の打球速度は101.3mph(約163km/h)
- 今季成績(試合後):打率.291、26本塁打、49打点、OPS1.014
- 全体印象:中盤以降の集中打で試合を決定づける“打の主役”となる活躍
“二刀流”が打者でも魅せた5打点の猛威
ロサンゼルス・ドジャースは、6月22日にホームのドジャースタジアムで行なわれたワシントン・ナショナルズとの試合で、「投手・大谷」に続いて「打者・大谷」も鮮烈な存在感を放った。打席での大谷は、第7回裏にまず三点を奪う三塁打を豪快に放つと、続く第8回裏では走者一塁の場面で値千金の2ラン本塁打を決めた。
七回、ドジャースが無死満塁のチャンスを迎えた際、大谷はライナー性のゴロを見事に右中間へ弾き返し、グランドを駆け抜ける三塁打で一気に得点圏を拡充。これによりスコアは7‑3となり、流れを一気にドジャースへ引き寄せた。次の回には、本塁打判定が覆る形で正式に記録される二点本塁打を放ち、自身のメジャートップ26号&NL単独トップに返り咲いた。その一発の打球初速は約101.3マイル(約163km/h)、飛距離382フィートに達し、圧巻の打撃を見せつけた
この二つの大当たりで計5打点を稼いだ大谷は、「打者」としての役割も十二分に果たし、チームの得点力を牽引。三塁打で流れを作り、本塁打でダメ押すという完璧な形で、ドジャースの大量リードに貢献した。
打席内容を振り返る
序盤は「準備」の感覚が見えたものの、試合が大きく動いた中盤以降の大谷の活躍こそが見どころだった。特に七回の三塁打は状況に応じた大胆かつ的確な打撃内容であり、八回の本塁打は“二刀流”としての心境の変化ともリンクする強烈なメッセージだった。
この日の出場によって、今季の打撃成績は打率.291、ホームラン26本、49打点。OPS1.014という素晴らしい数字はリーグでもトップクラスである
「完全復活へ」大谷翔平、圧巻の18球
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、2025年6月22日のワシントン・ナショナルズ戦で「投手・大谷」として注目の登板を果たした。先発マウンドに立ったのは3回表。およそ1年ぶりの実戦登板から2試合目であり、段階的に球数と球速を取り戻すプランの中での登板だった。
この日の投球は1イニングのみで、球数は18球。そのうち12球がストライクという安定した内容だった。変化球のキレも良く、Luis García Jr.とNathaniel Loweの2者から奪三振を奪い、存在感を示した。奪三振はいずれも変化球で仕留めており、特に内角低めへの決め球の精度が高かった。
球速は術後最速、98.8マイルを計測
唯一の出塁は、Mookie Bettsが外野フライを捕球できず落球したエラーによるものだったため、被安打・四球ともにゼロ。失点もなく、投手として完璧な内容と言える。試合中にはワイルドピッチが1回あったが、特段リズムを崩すようなものではなく、すぐに立て直して無失点でイニングを締めた。
最も注目されたのは球速の部分で、最速98.8マイル(約159キロ)を記録。これは前回登板時を上回る数字で、術後のリハビリが順調に進んでいることを裏付けた。
ドジャース首脳陣も高評価、次なるステップへ
試合後のチーム内評価でも、「予定通りの短い登板でも内容は申し分なかった」として、次回以降の登板増加への期待が高まっている。
「二刀流」復帰の象徴となる投球内容は、本人にとってもファンにとっても非常に大きな意味を持つものとなった。今後は打者としての活躍と並行して、短い回でのリリーフ的登板が増えていく見込みだが、この日のピッチングは、その未来へと繋がる強い一歩であった。
ドジャース、爆発的打撃で逆転勝利
- 序盤(1~5回):ナショナルズのローウェが3回に3ラン本塁打で先制。前半はナショナルズ有利の展開。
- 中盤(6回):ドジャースが怒涛の反撃。マンシーがグランドスラム、続けて3ランと豪快な一発で逆転
- 終盤(7~8回):マンシー追加の一発、大谷の三塁打・本塁打で攻撃の手を緩めず、ドジャースが大量点。ナショナルズ反撃及ばず
- 9回:ナショナルズが反撃もドジャースリリーフに封じられ、試合終了。
ドジャース、爆発的打撃で逆転勝利
2025年6月22日、ドジャースタジアムで行われたナショナルズとのシリーズ第3戦は、序盤にリードを許しながらも中盤からの猛攻で逆転に成功したドジャースが13–7で快勝した。試合は、前半はナショナルズ、後半はドジャースと、それぞれが主導権を握る展開となり、野球の醍醐味が凝縮された一戦となった。
序盤はローウェの一発でナショナルズが先制
3回表、ナショナルズはNathaniel Loweのスリーラン本塁打で試合の均衡を破った。これによりスコアは3–0とナショナルズが先行。その直前には、大谷翔平が3回表に登板し、2奪三振・無失点で役目を果たしていたが、直後に打たれた一発で流れはナショナルズに傾いたかに見えた。
6回に大逆転劇、マンシーのグランドスラムが火をつける
試合が大きく動いたのは6回裏だった。ドジャースは満塁のチャンスでマックス・マンシーが左中間へ特大のグランドスラム(満塁本塁打)を放ち、一気にスコアを4–3と逆転。その直後にもマンシーが再び3ラン本塁打を放ち、計7打点の活躍で試合の流れを完全に引き寄せた。
大谷が勝負を決める三塁打と26号ホームラン
続く7回裏には、大谷翔平が走者一掃の3ラン三塁打を放ち、スコアをさらに7–3と広げる。さらに8回裏、当初二塁打と判定された打球がリプレイで覆り、シーズン26号となる2ラン本塁打に。これで大谷はこの日5打点とし、打撃でも主役級の活躍を見せた。
終盤はリードを守り切り、ドジャース快勝
ナショナルズも9回に粘りを見せ得点を重ねたが、ドジャースのリリーフ陣が冷静に対応し、13–7で試合終了。ドジャースはこの勝利でシリーズを2勝1敗と勝ち越し、好調を維持したまま次戦へと臨む形となった。
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