39本塁打&39盗塁で40-40にリーチがかかっていた大谷翔平選手が24日レイズ戦で1盗塁&1本塁打を決めてMLB史上6人目の40-40を達成しました。
しかも3-3で9回裏の第5打席に、2死満塁でのサヨナラ満塁打という漫画のような状況。大谷選手自身もサヨナラ満塁ホームランは野球選手になって初めて。もう漫画でも分けて見せ場にするような活躍を同時にやってしまってます。
40-40クラブは1988のホン・カンセコ選手から2023まで5人しかいなかった記録。大谷選手の前は2023にロナルド・アクーニャ・ジュニア選手が達成しています。なお大谷選手はこの記録を史上最速の126試合で到達。それまでは2006年のアルフォンソ・ソリアーノ選手の146試合が最速記録でした。
これはパワーとスピードを兼ね備えた選手に贈られるものですが、この両方を持つ選手は少なく日本の野球界では記録達成者がいませんでした。しかし今回大谷選手がアジア人初の達成者になりました。
記念ホームランボールをキャッチしそこねた観客…ボールの価値は?
この貴重な40本塁打のボールですが観客がキャッチしそこねてグラウンドに落としてしまってます。
グローブには収めかけたが・・・
ポロッとこぼれてしまい・・・
画像なのに「オーマイガ!」という声が聞こえてきます・・・
この記念のボールはとんでもない価値になるので取れなかったショックは当分引きずりそうですね・・・
ちなみに松井選手の本塁打記録(175本)を抜いた176号HRボールはオークションの開始価格が720万円。ヘリテージオークションにて8月23~25日にオークション開始らしくまだ値段はついていませんが推定で2900万円とも言われています。
大谷選手の普通のホームランボールだと数十万円が多いのですが何かの記録がつくと跳ね上がります。176号も大谷選手個人の記録として高値がついてますが、今回のは大谷選手のみならずMLBの歴史でもまだ6個しか存在しないボールなのでその価値はかなりのものになると思われます。
MLBホームランボールの最高額は?
ちなみにホームランボールの最高額はマーク・マグワイア選手の70号で約300万ドル(24年8月時点で約4億3千万円)。しかしシーズン本塁打最高記録であるバリー・ボンズ選手の73号ホームランボールは45万ドル(約6500万円)とかなり下がっています。
こんなに差があるのはサミー・ソーサ選手とマグワイア選手のホームラン争いでアメリカ中が熱狂し70号という大記録かつキリのいい数字もあって途方もない値段がついたから。
そしてボンズ選手のときには野球界にステロイド疑惑があり、その結果ダーティーーなマイナスイメージにより競り合う熱が無かったようです。そしていまだ抜かれていない本塁打数で偉大な記録だったものの記者投票によってボンズ選手は殿堂入りできませんでした。
ちなみにこのボールは両方スポーンの原作者トッド・マクファーレン氏が落札したそうです。
コメント