大谷翔平、延長戦で決勝のホームを踏みドジャース連敗脱出

試合

2025年5月20日(日本時間21日)、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦し、延長10回の末に4-3で勝利しました。この勝利で、ドジャースは連敗を4で止めました。

この試合で1番・指名打者として先発出場した大谷翔平選手は、4打数1安打1得点1盗塁の活躍を見せました。これで11盗塁目となっています。

特に延長10回、無死二塁のタイブレークから三塁へ進塁し、マックス・マンシー選手の犠牲フライで決勝のホームを踏みました。この得点が試合を決定づけ、チームの連敗脱出に大きく貢献しました。

また、大谷選手はこの試合で今季通算17本目の本塁打を放ち、メジャーリーグ全体での本塁打数トップに立っています。

山本由伸、7回無失点の快投でエースの貫禄

この試合で先発した山本由伸投手は、メジャー自己最多となる110球を投げ、7回1安打無失点、9奪三振という圧巻の投球を披露しました。6回までノーヒットノーランを続け、7回に初安打を許すも、冷静な投球でピンチを切り抜けました。特に7回2死一、三塁の場面では、スミス選手をカットボールで空振り三振に仕留め、雄たけびを上げる姿が印象的でした。

試合後、山本投手は「とにかくウィル(スミス捕手)を信じて思いっきり投げていきました」と語り、ノーヒットノーランについては「9イニングはやっぱすごく遠いので。130球ぐらい投げれたらいいですけど。球数はまあまあ順調にいってたんで、とにかく目の前の打者に集中して投げました」と冷静に振り返りました。

デーブ・ロバーツ監督は山本投手の投球を「ファンタスティックだった」と称賛し、「彼の続投が我々にとって最善の選択肢だった」と信頼を寄せました。

試合の流れと両チームの活躍

試合は序盤から接戦となり、両チームともに得点を重ねました。ドジャースはムーキー・ベッツ選手の2本の本塁打で得点を挙げ、ダイヤモンドバックスもルルデス・グリエルJr.選手、ガブリエル・モレノ選手、ヘラルド・ペルドモ選手の3本の2ラン本塁打で応戦しました。5連敗かと思われたものの延長10回に大谷敬遠からマンシー選手の犠牲フライによりドジャースが逆転勝利を収めました。

大谷翔平の二刀流復活への道

大谷選手は現在、打者としての活躍に加え、投手としての復帰に向けたリハビリを進めています。2023年8月以降、右肘のトミー・ジョン手術と肩の手術を受けており、投手としての登板は控えています。しかし、最近では50球のブルペン投球を行うなど、順調に回復している様子が報じられています。

ドジャースは大谷選手の復帰を慎重に進めており、完全な二刀流選手としての再登場が期待されています。

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