試合概要
- 試合日時:2025年6月5日(日本時間6日)
- 対戦カード:ロサンゼルス・ドジャース vs ニューヨーク・メッツ
- 試合結果:ドジャース 6 – 5 メッツ
- 勝利投手:ベシア(2勝0敗)
- 敗戦投手:ギャレット(1勝2敗)
- セーブ:スコット(11セーブ)
大谷翔平、2試合連続マルチヒットで勝利に貢献
大谷選手は初回の第1打席で空振り三振に倒れましたが、3回の第2打席ではセンター前ヒットを放ち、続くベッツ選手のタイムリー二塁打で1点を返す起点となりました。
さらに5回の第3打席でもライト前ヒットを記録し、2試合連続のマルチヒットを達成しました。7回の第4打席では見逃し三振に終わりましたが、打率を.295に上昇させています。
終盤の猛攻でドジャースが逆転勝利
序盤:メッツに先制を許す苦しい立ち上がり
2回表、メッツのピート・アロンソがソロホームランを放ち、1点を先制。3回にはブランドン・ニモとスターリン・マルテが連続でソロ本塁打を放ち、さらにブレット・バティの犠牲フライで計3点を追加。序盤でメッツが4-0とリードを広げました。
中盤:ドジャースが反撃開始
3回裏、先頭の大谷翔平がセンター前ヒットで出塁。続くムーキー・ベッツのタイムリー二塁打で1点を返し、ウィル・スミスのタイムリーとエンリケ・ヘルナンデスの内野ゴロでもう2点を加え、3点を返して1点差(3-4)に詰め寄ります。
5回には再び大谷がライト前ヒットを放ち、チャンスを広げましたが、得点にはつながりませんでした。
終盤:逆転劇のクライマックス
8回表、メッツのジェフ・マクニールが犠牲フライを放ち、スコアは5-3に。ドジャースは追い詰められた状態で8回裏を迎えます。
しかし、ここから反撃開始。ウィル・スミスのタイムリー二塁打で1点を返し、さらにヨナ・パヘスの打球をメッツ三塁手バティがエラーし、同点。コンフォートが続くタイムリーヒットを放ち、ついに逆転(6-5)に成功しました。
最終回:守護神スコットが締める
9回表はスコットがマウンドに上がり、無失点で締めてセーブ。ドジャースが劇的な逆転勝利を収めました。
このように、序盤にリードを許しながらも中盤から粘り強く追い上げ、終盤の集中打と相手のミスを突いて見事な逆転劇を演じました。
判定に不満も、MLBが来季からロボット審判導入へ
大谷選手は7回の第4打席でフルカウントから外角のシンカーを見送り、一塁に歩きかけましたが、ストライクと判定され見逃し三振に。この判定には大谷選手も不満の表情を見せ、本拠地の観客からもブーイングが起こりました。しかし、MLBは来季から自動ボール/ストライク判定システム(ABS)の導入を予定しており、大谷選手のような強打者にとっては朗報となりそうです。
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