大谷18号ホームラン!さらに641日ぶり実戦形式投球練習でエグい変化球!

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2025年5月25日(日本時間26日)、ニューヨーク・シティ・フィールドで行われたロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツの一戦は、3-1でメッツが勝利し、シリーズを2勝1敗で制しました。

試合開始直後の1回表、大谷選手は「1番・指名打者」として先発出場。メッツの先発・千賀滉大投手が投じた2球目、94.8マイル(約152.6キロ)の直球を捉え、右中間スタンド2階席に飛び込む特大の本塁打を放ちました。

この一発は、打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、打球角度31度、飛距離411フィート(約125.3メートル)を記録。打った瞬間に本塁打を確信し、ゆっくりと一塁へ向かう姿が印象的でした。

この本塁打は、大谷選手にとって今季4本目の先頭打者アーチであり、通算16本目。また、5月に入ってからは11本目の本塁打となり、好調を維持しています。

試合後の大谷選手のコメント

試合後、大谷選手は「どうにかなる打席もあった」と語り、初回の本塁打以降の打席について反省の意を示しました。この日は4打数1安打1打点で、2打席目以降は千賀投手に抑えられました。

試合前、大谷選手は2023年9月の右肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)以来初めて(641日ぶり)、実戦形式で打者相手に投球練習を行いました。

この日の投球練習は、試合開始約4時間半前にシティ・フィールドで行われ、ドジャースのチームメイトやスタッフ、フロント関係者、日本の報道陣、さらにはメッツのカルロス・メンドーサ監督らも見守る中で実施されました。

大谷選手は、ドジャースのキム・ヘソン選手やダルトン・ラッシング選手ら5人の打者に対して、約10分間で22球を投げました。投球内容は以下の通りです:

  • 球種:4シーム(ストレート)、カットボール、シンカー、スイーパー、スプリットなど多彩な球種を披露
  • 最速球速:97マイル(約156キロ)を記録
  • 結果:1安打、2奪三振、1四球

特に、初球でキム・ヘソン選手の強烈なピッチャー返しをグラブで処理する場面では、周囲から驚きの声が上がりました。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「彼がマウンドに戻る姿を見るのは新鮮で、非常に興奮した」とコメントしています。投球する中で謎のポーズを披露しているのも嬉しさが込み上げているのかもしれません。

また投球後のコメントでは以下のように語っています。

「一回目なので155km/h前後は投げないようにしていたが最後出てしまったので今後は抑えなければいけないと思った」「週一で投げていきたい」「今の形式で球数、強度が保てるのであれば十分だと思います」と語っています。

今後の登板時期については未定ですが、二刀流復帰への期待が高まっています。

メッツは初回裏、ピート・アロンソ選手が2ラン本塁打を放ち、試合を逆転。その後、3回にはフランシスコ・リンドーア選手の安打とフアン・ソト選手の内野ゴロで1点を追加し、リードを広げました。
dメニュースポーツ

メッツの千賀投手は、6回を投げて被安打5、与四球4、奪三振5、失点1の内容で今季5勝目を挙げました。試合後には、スタンディングオベーションで称えられました。

大谷選手は試合前に、2023年9月の右肘手術後初めて実戦形式での投球練習を行い、最速97マイル(約156キロ)を記録。二刀流復帰への期待が高まっています。

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