二刀流・大谷翔平が「侍」へ変身!最強ドジャースキャンプ完結とWBC打者専念の真意

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アリゾナの青空の下、大谷翔平選手がドジャースとしてのキャンプ最終日を最高の形で締めくくりました。投手として最速99マイル(約159.3キロ)を叩き出し、打者としては推定130メートルの特大弾を連発。いよいよ3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)連覇に向けて、「打者・大谷」が日本に帰還します。

キャンプ最終日の調整内容(2026年2月22日)

  • ライブBP(実戦形式登板):2回(7人と対戦) 33球 2安打 2奪三振(最速99マイル)
  • フリー打撃:35スイング 5柵越え(推定飛距離130メートル)

キャンプ最終日のハイライトは、なんといっても実戦形式の登板「ライブBP」でした。マウンドに上がった大谷選手は、ドジャースの誇る超重量級打線――ベッツ、フリーマン、マンシーら主力選手を相手に、今の自分が「二刀流」としていかに完成されているかを証明してみせました。

  • ライブBPの投球成績(対戦詳細)
    • 1イニング目
      • マンシー:右飛
      • ベッツ:右安打
      • フリーマン:見逃し三振(外角低めに決まるフロントドア)
      • パヘス:三ゴロ
    • 2イニング目
      • フリーランド:中安打
      • ベッツ:空振り三振(高めの釣り球で圧倒)
      • エスピナル:右直

わずか33球という球数の中で、球場に設置された計測器は**最速99マイル(約159.3キロ)**を表示。昨年の手術から完全復活を遂げた右腕は、すでにシーズン開幕、あるいはそれ以上の強度で振られていました。特に圧巻だったのは、リーグ屈指の強打者フレディ・フリーマンを外角低めの見逃し三振に仕留めた場面です。フリーマンも思わず苦笑いを浮かべるほどの制球力を見せ、投手としての調整が「順調」という言葉では足りないほどのレベルに達していることを示しました。

その後行われたフリー打撃では、35スイングのうち5本が柵越え。バックスクリーンを軽々と越える推定130メートルの特大アーチには、見守ったファンや関係者からどよめきが漏れました。投げては160キロに迫り、打てば特大弾。この怪物的なコンディションのまま、大谷選手は日本行きの機体へと乗り込みます。


なぜ「打者専念」なのか?世界一への覚悟と親友への思い

練習後の取材に応じた大谷選手は、WBCに向けた自身の役割と、近日中の日本帰国について詳細に語りました。最も注目されたのは、今回のWBCで「投手としての登板を封印し、打者に専念する」という決断の背景です。

  • 大谷翔平・一問一答まとめ
    • WBCでの役割:打者に専念。昨年フルシーズンを投げ抜いた後の回復と、ドジャースでの長期的なキャリアを最優先するため、球団と協議して決定。
    • コンディション:体調は「順調に上がっている」。開幕からローテーション入りすることを目指して調整中。
    • 日本帰国について:近日中に帰国予定。「打者しかやらないことで、実戦の感覚が出て自分が『オッケー』だと思えばすぐ行く」と早期合流に意欲。
    • 侍ジャパンへの思い:目標は「世界一」。前回の感動を再現し、日本に金メダルを持ち帰りたい。
    • 負傷の松井裕樹へ:左脚付け根の張りで出場が危ぶまれる松井へ「悔しいと思うが、軽症を祈っている」とエール。

インタビューの中で大谷選手は、今回の「打者専念」が消極的な選択ではなく、むしろ「日本代表として全力で貢献するための最善策」であることを強調しました。昨季、世界一に貢献した直後のシーズンを二刀流で戦い抜いた体への負荷を考慮し、ドジャースのキャンプでは投球プログラムを継続しつつ、WBCという短期決戦では「打撃」に全神経を注ぐという、非常に合理的かつ責任感の強い決断です。

また、共に戦うはずだった松井裕樹投手の負傷についても言及。「本人から連絡が来た」と明かし、リハビリの早期回復を祈る姿には、チームの垣根を越えた「侍の絆」が感じられました。由伸投手や鈴木誠也選手ら、他のメジャー組との合流も間近に控え、大谷選手の心はすでに日本のファンが待つ東京ドーム、そしてその先の頂点へと向いています。


今回のキャンプ最終日の動きを見る限り、大谷選手の仕上がりは間違いなく「過去最高」と言えるレベルにあります。打者専念となる今回のWBCですが、打席で見せるその圧倒的な破壊力だけで、再び世界を熱狂させることは間違いありません。

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