翔平が3安打2得点!大谷投手復帰発表!

試合

試合日時と結果

  • 2025年6月15日(現地時間)
  • ドジャース 5-4 ジャイアンツ(ドジャー・スタジアム)

この日の試合、大谷翔平は1番DHで先発出場。初回の第1打席ではライト前にクリーンヒットを放ち、チームに勢いを与える先頭打者の役割を見事に果たしました。さらに3回にもセンター前ヒット、6回には内野安打と3安打を固め打ち。いずれも出塁につながり、この日は4打数3安打、2得点の活躍でした。

走塁面でも冴えを見せ、5回裏の勝ち越し劇に絡む得点もマーク。チームの5得点のうち2点を自らの足で稼ぎ出し、「得点製造機」としての存在感を見せつけました。

ドジャースは1回に大谷のヒットから1点を先制するも、その後は投手陣が崩れ、一時は1-2と逆転を許しました。ところが5回裏、1アウト1・2塁の場面で打席に立ったパヘスがレフトスタンドへ起死回生の3ランホームラン。これが決勝点となり、ドジャースは5-4で勝利。この一発が無ければ負けていたまさに値千金の一発。

試合全体も、序盤から激しい点の取り合いとなる展開となりました。

まず主導権を握ったのはドジャース。初回、大谷翔平がライト前へのクリーンヒットで出塁し、フレディ・フリーマンとトミー・エドマンの連打で1点を先制。さらに続く攻撃でベッツの内野ゴロの間に追加点を挙げ、ドジャースが幸先良く2点を先取しました。

しかし、4回表に試合が動きます。ジャイアンツはクリスチャン・コスのタイムリーヒットで1点を返すと、続くチョン・フー・リーが走者一掃の三塁打を放ち、スコアは2−3と逆転。ドジャース先発のダスティン・メイは苦しい回となりました。

逆転を許したドジャースですが、5回裏に試合の流れを一変させるビッグイニングを迎えます。この回も大谷が先頭でヒットを放ち、ベッツが続いて出塁。1アウト一・二塁の場面で打席に立ったのは、注目の若手アンディ・パヘス。カウント2-2からのスライダーを捉えると、打球は快音を響かせて左中間スタンドへ。会心の3ランホームランで、ドジャースが再びリードを奪いました(5-3)。

その後、ドジャースはメイが6回を投げ切り、ブルペン陣にバトンタッチ。7回にはダニエル・ジョンソンにソロホームランを浴び、1点差に詰め寄られますが、8回はトレントン・ソーントン、9回は守護神タナー・スコットが締めて5-4で勝利。スコットはこれで今季13セーブ目となりました。

9回にスコットは三者連続三振を取り、復調した強さを見せてくれました。

この試合の勝利で、ドジャースはジャイアンツとの直接対決を制し、ナ・リーグ西地区首位の座を固める一勝となりました。そして何より、攻撃のリズムを作ったのは先頭打者・大谷翔平。4打数3安打2得点と、リードオフマンとして最高の働きを見せた夜となりました。

注目:大谷、翌日の投手復帰なるか

この試合の熱戦の余韻が冷めやらぬ中、ドジャースは翌6月16日(現地)に大谷の今季初登板を予定していることを発表。トミー・ジョン手術からの復帰を果たす日がついに到来し、日米の野球ファンの注目が集まっています。

チームによると、まずはリリーフとして少数の打者に対する登板を想定しており、登板後の経過を見ながら本格復帰の道を探るとのことです。翔平が再びマウンドに立つその瞬間が目前に迫っています。

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