2025年5月27日(日本時間28日)、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でクリーブランド・ガーディアンズと対戦し、9対5で勝利しました。この試合で大谷翔平選手は「1番・指名打者」として先発出場し、3打数1安打2打点、2四球の活躍を見せました。特に4回の第3打席では、3試合連続となる20号2ランホームランを放ち、両リーグ最速での20本塁打到達を果たしました。
大谷翔平、逆方向への一発で20号到達
大谷選手は初回の第1打席で見逃し三振に倒れましたが、2回の第2打席では申告敬遠で出塁。そして4回、2死一塁の場面で迎えた第3打席では、ガーディアンズ先発のタナー・バイビー投手の初球、外角のカットボールを捉え、逆方向の左翼席へ運ぶ2ランホームランを放ちました。この一発は打球角度39度、打球速度104.5マイル(約168.2キロ)、飛距離362フィート(約110.3メートル)と、技術とパワーを兼ね備えた見事な一打でした。
この本塁打で大谷選手は今季2度目の3試合連続本塁打を達成し、通算では10度目となります。また、5月だけで13本目の本塁打となり、球団記録を更新する快挙となりました。
ドジャース打線、長打攻勢で快勝
初回~3回:先制点はガーディアンズ
試合は序盤から動きました。初回、ガーディアンズがドジャース先発のダスティン・メイから1点を先制。タイラー・フリーマンのタイムリーなどで得点し、地元ファンを沸かせます。
一方のドジャースは初回からランナーを出しつつも得点には結びつかず、2回も無得点。3回にもガーディアンズが加点し、3対0とリードを広げました。
4回:大谷翔平の一発で流れが変わる
4回表、ドジャースの攻撃で試合が一変します。2死一塁の場面で大谷翔平が外角のカットボールを捉え、左翼スタンドへ3試合連続となる20号2ラン本塁打。これで試合は3対2と1点差に。
続くJD・マルティネスの二塁打から、ドジャースはさらに攻勢を強め、マックス・マンシーの犠牲フライなどで同点に追いつきます。
5回~6回:逆転し、差を広げるドジャース
5回にはマイケル・コンフォートのソロ本塁打でついに逆転。6回にも四球とヒットを絡めて加点し、5対3とリードを広げます。
ダスティン・メイは5回3失点ながらも9奪三振の力投で試合を作りました。
7回~9回:マンシーの一発で勝負を決める
ガーディアンズも7回に1点を返し反撃の気配を見せますが、ドジャースのリリーフ陣が14者連続アウトの完璧なリレーで反撃を封じました。
そして9回表、ドジャースはマックス・マンシーが走者2人を置いて3ランホームランを放ち、ダメ押し。最終的に9対5で勝利しました。
この試合では、大谷翔平の20号ホームランが試合の流れを変える決定的な一打となりましたが、ドジャース打線全体がつながりを見せ、チームとしての強さを見せつけた一戦となりました。
試合以外の話題:大谷翔平、オールMLB模擬投票で選出
MLB公式サイトは27日(日本時間28日)、シーズンを約2カ月消化した時点でのア・ナ両リーグ合わせたベストナインに当たる「オールMLBチーム」の模擬投票結果を発表しました。大谷選手は指名打者部門で、山本由伸投手は先発投手部門でファーストチームに選出されました。
パンケーキ20枚で祝福!大谷翔平の快挙を”美味しく”演出
2025年5月27日(日本時間28日)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が今季第20号となる本塁打を放ちました。この一打は3試合連続本塁打であり、両リーグ最速での20本塁打到達という偉業でもあります。
この快挙に、日清製粉ウェルナが公式X(旧Twitter)アカウントでユニークな投稿を行いました。大谷翔平選手のホームラン数に合わせてパンケーキを積み上げる「SHOTOWER」シリーズの最新版として、今回の20号には、きっちりとパンケーキが20枚重ねられた画像が投稿されました。
投稿には「やったーーーー⚾ 大谷翔平選手、第20号ホームラン! #SHOTOWER 今年も20号到達!出社した瞬間にスタンドイン」
というコメントが添えられ、祝福とユーモアが絶妙にミックスされたメッセージがファンの心をつかんでいます。
SHOTOWERとは?—ウェルナの粋なホームラン応援
日清製粉ウェルナは大谷選手にCM出演してもらってる関係もあって「SHOTOWER(ショータワー)」という大谷翔平選手がホームランを放つたびにパンケーキを1枚ずつ積み上げるという恒例投稿を行っています。広告契約を結ぶ同社が、大谷選手の活躍を食を通して祝うというコンセプトのもと、毎回手の込んだ画像や演出でファンを楽しませています。
特に17号の際には、パンケーキタワーの頂上に「17」の旗が掲げられるなど、芸の細かさも話題となりました。
この去年も超える本塁打速度にこのままちゃんとパンケーキが積み上げられるのかどうなってしまうのか気になるファンも。18号の投稿で既にちょっと傾いていたことも。
ホームラン担当者の積み上げ技術に期待がかかっています。
ファンからも称賛の声多数
今回の20号投稿にも、多くのファンが反応し、「仕事が早すぎて尊敬」「パンケーキ食べたくなる」「このシリーズ大好き」といったコメントが多数寄せられています。SNSでは「ウェルナの投稿が本塁打後の楽しみの一つ」とまで言われるほど、定着した存在になっています。
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