【試合概要】
- 日時:2025年7月4日(現地時間)
- 場所:グランダル・フィールド(シカゴ)
- 試合結果:ロサンゼルス・ドジャース 6 – 2 シカゴ・ホワイトソックス
四球と走塁で魅せた大谷、2得点で勝利に貢献
- 出場ポジション:DH(指名打者)、1番打者
- 成績:2打数0安打、2四球、2得点
- 出塁内容:1回・3回に四球を選ぶ
- 走塁貢献:ともに得点に結びつき、試合を動かす
2025年7月4日(現地時間)、ロサンゼルス・ドジャースはシカゴ・ホワイトソックスとのシリーズ第3戦に臨み、6-2で勝利し3連戦スイープを果たした。この試合で先頭打者として出場した大谷翔平は、2打数無安打ながら2四球で出塁し、いずれもホームイン。走塁と状況判断で試合を動かす存在感を示した。
1回表の先頭打席、大谷は粘り強くボールを見極め、フルカウントから四球を選ぶ。続く打者の適時打で進塁し、ウィル・スミスの犠牲フライで先制のホームを踏んだ。試合開始からわずか数分で、大谷が得点の口火を切る形となった。
3回にも、再び先頭打席で四球を選んで出塁。ムーキー・ベッツの右前打で一気に三塁へと到達すると、次打者の進塁打で再びホームイン。積極的な走塁判断が光り、チームの追加点を生んだ。
その後の打席ではゴロとフライに倒れたものの、試合全体で見れば“打たずして貢献”を体現した内容だった。出塁率を武器に、得点への導線を築くトップバッターの仕事を高水準で果たしている。
メイの好投に打線がつながり見事なスイープ完了
効果的な長打と安定継投で主導権を握る
ドジャースはこの日も序盤から試合を支配した。1回表、先頭の大谷翔平が四球で出塁。ベッツの右前打、フリーマンの犠牲フライで1点を先制。さらに3回には再び大谷が四球を選び、ベッツの適時打でホームイン。フリーマンのタイムリーツーベースも飛び出し、この回2点を追加して3-0とリードを広げた。
4回にはムーキー・ベッツが左中間へ豪快なソロ本塁打を放ち、5回にはマイケル・コンフォートが右中間へソロ弾を叩き込み、スコアは5-0、6-0と着実に加点。ホームラン2本を含む攻撃で、流れを完全に引き寄せた。
一方、ホワイトソックスは7回と9回に1点ずつを返したものの、ドジャース投手陣の前に打線が沈黙。先発ダスティン・メイは5回無失点の好投、リリーフ陣も安定し、最終スコアは6-2。ドジャースは敵地シカゴで見事に3連戦をスイープで終えた。
総括
打ってはベッツとコンフォートの長打力、走っては大谷翔平の出塁と得点能力、投げては先発メイとブルペン陣の粘投と、攻守走にわたりバランスの取れた内容での勝利だった。これでドジャースは勢いをつけ、次カードへ好調を維持したまま臨むことになる。
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