9日(日本時間10日)のナショナルリーグ地区シリーズ第4戦、ドジャースがパドレスを8-0で撃破し、シリーズを2勝2敗のタイに戻しました。
崖っぷちの状況で、大谷翔平選手が決定的な一打を放ちました。「1番・指名打者」として先発出場した大谷選手は、3打数1安打1打点、2四球の活躍を見せました。特に2回、1点リードの場面でのタイムリーヒットが試合の流れを変えました。
MVPトリオの一角、フリーマン選手が試合直前にスタメンから外れるなど厳しい状況でしたが、大谷選手による第2打席のタイムリーからベッツの先制弾が炸裂。そこから3回にはスミスの2ランでリードを広げ、7回にはスクイズプレーなどで3点を加え、そのまま快勝。
大谷選手は8日の3戦後に「後がない感覚は特にない。もう2連勝すればOKというゲームだと思う」とコメントしていて冷静ながら2連勝への熱い思いがこもっていました。宣言通り大事な一勝目を大勝し、チーム一丸となって第5戦への切符を手に入れました。
塁審にボールが当たって大谷まさかのアウトで感情爆発
4回5-0で迎えた第3打席、四球で出塁した大谷は、ベッツの中飛で二塁に進む果敢な走塁を見せました。その後、T・ヘルナンデスの打球が三塁審に当たり、勢いが止まったボールをパドレスの三塁手が本塁へ送球し、大谷はアウトに。ベンチに戻ると不満に感情が爆発し叫んでいました。
大谷選手が三塁に回る時ドジャース三塁コーチは制止していましたが、それを見ていなかったのか本塁へ行っていました。
不運に感情が出るのもドジャースの優勝へ向けての気持ちが強かったからなんでしょうね。
コメント