大谷翔平、左肩の手術成功でスプリングトレーニング復帰へ

ニュース

5日(日本時間6日)、ドジャースは大谷翔平投手が関節鏡視下手術を受けたと発表しました。スプリングトレーニングには間に合う見込みです。

10月26日(日本時間27日)、ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦の盗塁で左肩を負傷した大谷。試合後、デーブ・ロバーツ監督はこの負傷を亜脱臼と説明しました。それでも大谷は第5戦まで出場し続け、打席では左肩を抑えながらの走塁もありましたが、第4戦では中前打を放ち、優勝に貢献しました。

ワールドシリーズ優勝から約1週間後、球団は「大谷は肩脱臼による関節唇損傷を修復するため、本日ロサンゼルスでニール・エルアトラッシュ医師の執刀で関節鏡視下手術を受け、成功しました。スプリングトレーニングには間に合う見込みです」と発表しました。

当初は「亜脱臼」と発表され、監督もプレイに支障は無いと発表していました。しかしその後関節唇断裂だったと判明しました。

関節唇断裂は自然に戻ることはないので投薬やリハビリがあり、それでも改善しない場合は手術という流れが多いのですが、大谷選手は早めの手術に踏み切ったようです。

症状としてはレベルにより違いますが、肩にひっかかるような感覚や不安定感性、痛みとともに「ゴッ」という音が聞こえたりとスポーツには大分支障がでるようです。

担当したニール医師はアメフトのラムズとドジャースのチーム医師でもあり過去にも2回大谷選手の手術を行っている信頼されている医師。多くのスポーツ選手やアーノルド・シュワルツェネッガー氏など有名人も多く見ている名医です。

優勝パレードではファンに振り返って左手で答えた後、痛みで顔をしかめて肩をさする様子を見せていました。WSのときはプレイに支障は出ないと監督が発表していましたが、やはり痛みはあるようです。亜脱臼はくせになるので早めの手術をして万全の状態で来年を迎えてほしいですね。

■関節鏡視下手術とは?

大手術というわけではなく従来の手術より負担の少ない低侵襲治療で傷跡も平均5mmくらいで痛みも少ないようです。

去年9月の右肘靱帯(じんたい)修復の手術跡はかなり目立ちます。

しかしDH専とはいえ50-50の大記録など大きな結果を残す選手ほど怪我は身近なものになるものですが最後の最後まで怪我をしなかったのはさすがとしか言えませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました