2025年6月4日(日本時間5日)、ニューヨーク・メッツ戦の試合前、ドジャースの監督室でちょっとしたサプライズが行われた。デーブ・ロバーツ監督が、大谷翔平の4月に誕生した長女へ、ピンク色の子供用電動ポルシェをプレゼントしたのだ。
この贈り物は、ロバーツ監督夫妻からの心遣いによるものであると同時に、かねてからの“ポルシェジョーク”の延長線上にある。ドジャースの公式SNSにアップされた動画には、監督室でピンク色のポルシェを目にした大谷選手が笑顔で応じる様子が映っている。
監督は「これは君の娘さんの最初の車になる。悪くないでしょ? リモコンで操作できるよ」と冗談を交えつつ、大谷にプレゼント。大谷は「娘に? ありがとう。素晴らしいです」と感謝を述べ、和やかなムードとなった。
ポルシェジョークのはじまりと歴史
この一連のジョークの始まりは、2023年に大谷翔平がチームメイトのジョー・ケリー投手から大事な背番号をもらったことで彼の妻アシュリーさんに感謝の気持ちとして実際のポルシェをプレゼントしたことでこの出来事がメディアに大きく取り上げられました。またポルシェが大谷のスポンサーであることもあって「大谷=ポルシェ」という印象を植え付けるきっかけとなりました。

その後マスコミに大谷が大きな勝利を掴むと大谷に「監督にポルシェを贈るのですか?」という質問が恒例となりポルシェのミニカーをプレゼントし、それからこのポルシェジョークは一つのネタとして恒例となっていきます。
大谷翔平のポルシェイタズラ:監督の愛車がミニカーに!?
2025年2月、スプリングトレーニング中のドジャースのキャンプ地で、大谷選手はロバーツ監督の駐車スペースに、ミントブルーの子供用ポルシェを置くというイタズラを仕掛けました。監督は自分の車が見当たらず困惑しつつも、ミニポルシェを見つけて大笑いし、「ショウヘイにやられたね!次は君だ!」と笑顔で応じました。
そして仕返しに大谷のポルシェにボールを沢山プレゼントするロバーツ監督のドッキリもあり、二人はいたずらプレゼントでいたずらし合うのが恒例になっていました。
今回の娘へのプレゼントは、その“ネタ”の進化形とも言えるエピソードであり、ファンにとっては笑いとともに温かい気持ちになれる象徴的な出来事となった。
【SNSでの反応と今後への期待】
今回の贈呈動画はすぐにSNSで拡散され、「素敵な関係性」「笑顔が最高」「監督もパパみたい」といったコメントが寄せられた。
ファンのみならず、チームメイトや球団関係者にも温かい雰囲気が伝わるこのエピソードは、今後のドジャースの結束力にも良い影響を与えるだろう。
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