日本時間9月9日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでコロラド・ロッキーズと対戦。先発タイラー・グラスノー投手が7回無安打1失点と圧巻の投球を披露し、打線は終盤に集中打で逆転。3-1で勝利を収め、連勝を飾った。
大谷の鋭い打球が試合の均衡を破る!ドジャース、投手陣の好投で接戦をものにし2連勝
この試合で「1番・指名打者」として出場した大谷翔平選手は、3打数1安打1四球1二塁打という内容。序盤は相手投手の多彩な変化球に苦戦し三振を喫するも、試合終盤の重要な局面で貴重な二塁打を放ち、勝利に大きく貢献した。
大谷翔平、打席結果詳細
- 第1打席:見逃し三振
- 初回、先頭打者として打席に立つ。カウント2-2から、相手先発チビリ投手の低めに決まるカーブを見送り、見逃し三振に倒れる。
- 第2打席:空振り三振
- 3回裏、一死走者なしで迎えた第2打席。カウント2-2からの低めのカーブに空振り三振。この日の大谷は、チビリ投手の縦に鋭く落ちる変化球に苦戦する様子が見られた。
- 第3打席:四球
- 5回裏、二死走者なしの場面。カウント1-3から、外角高めのボールを選び、冷静に四球を選んだ。
- 第4打席:二塁打
- 7回裏、一死一塁の場面で打席へ。2-2からの5球目を強振すると、鋭い打球は一・二塁間を破り、ライト方向への痛烈な二塁打に。この二塁打で一、三塁とチャンスを広げ、続く打者の勝ち越しタイムリーにつながった。
この日の大谷選手は、序盤の苦戦を乗り越え、チームが逆転を狙う重要な場面で存在感を発揮。打球速度や角度など、その鋭い打球は改めて彼の打撃能力の高さを証明した。
試合を決定づけた守備と打撃の集中力
グラスノーの圧巻の投球
先発のタイラー・グラスノーは、7回を投げて被安打0、1失点という快投。唯一の失点は味方の守備の乱れによるもので、自責点0という内容だった。球威のある速球とキレのある変化球でロッキーズ打線を翻弄し、序盤から試合の主導権を握った。
ベッツの勝ち越しタイムリー
1-1の同点で迎えた7回裏、大谷の二塁打で一、三塁のチャンスを得たドジャース。ここでムーキー・ベッツ選手がセンター前への2点タイムリーヒットを放ち、これが決勝点となった。ベッツの勝負強さが際立つ一打だった。
フリーマンの同点タイムリー
6回裏、ロッキーズに先制を許した直後、ドジャースは二死一、三塁からフレディ・フリーマンがライトへのタイムリー二塁打を放ち、すぐさま同点に追いついた。この一打がチームに勢いをもたらした。
ロサンゼルス・ドジャースは、先発グラスノーの快投でロッキーズ打線を封じ込めた。試合は序盤から投手戦の様相を呈し、4回にロッキーズが味方の守備の乱れに乗じて1点を先制。ドジャースはその後、6回裏に二死一、三塁からフレディ・フリーマンがライトへのタイムリー二塁打を放ち、すぐさま同点に追いついた。
そして、試合のハイライトは7回裏に訪れる。一死一塁で打席に立った大谷翔平が、一・二塁間を鋭く破る二塁打を放ち、一、三塁と勝ち越しのチャンスを広げる。この場面で打席に立ったのは、この日の打線の中核を担うムーキー・ベッツ。カウント2-2からの投球を振り抜くと、打球はセンターの前に落ちるタイムリーヒットとなり、二者が生還。ドジャースが3-1と逆転に成功した。
その後、ドジャースは救援投手陣がロッキーズの反撃を抑え、3-1で勝利を収めた。先発グラスノーの圧巻のピッチングと、終盤に集中打を見せた打線が噛み合った、ドジャースらしい戦いぶりで貴重な1勝を掴み取った。これでチームは2連勝となり、勝率を再び上昇させている。
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