大谷翔平、古巣斬り&42号で3試合連続HRもド軍敗戦

ホームラン

8月12日、ロサンゼルス・ドジャースはロサンゼルス・エンゼルスと対戦し、4-7で敗北しました。ドジャースの先発は山本由伸投手で、4回2/3を投げ、自己最多の6失点で8敗目を喫しました。一方、大谷翔平選手はホームランを放ち、3試合連続の42号ソロホームランを記録しています。

  • 二ゴロ
  • 空振り三振
  • 四球
  • 8回/第4打席での第42号ソロホームラン(3試合連続本塁打)

大谷はこの試合でも「1番DH」で先発。序盤は三振を含む凡退が続きますが、8回の第4打席では古巣エンゼルス相手に豪快な42号ソロアーチを放ち、3試合連続本塁打を達成。2打数1安打1本塁打1四球という内容で、打率.284(※試合後)をキープしました。三振や打ち取られた打席もあったものの、最後に一発で魅せたのはさすがの一言です。

本塁打争いも猛追しましたがシュワバーも量産中で42本の1位タイとなっています。ア・リーグではカイル・ローリーが45本と単独トップ

この日の舞台は敵地エンゼルスタジアム。フリーウェイシリーズの今季最終カード初戦を迎えたドジャースは、山本由伸が先発のマウンドに上がりました。立ち上がりから制球に苦しんだ山本は、2回に安打と四球で走者を背負うと、エンゼルス打線に連打を浴びて2点を先制されます。

3回にもタイムリーと犠牲フライで2点を追加され、序盤で0-4と苦しい展開に。5回にはトラウトにタイムリー二塁打を許し、この回途中で降板。結局4回2/3、被安打8、6失点という厳しい内容で今季8敗目を喫しました。

試合後インタビューでは早い段階での失点がリズムを崩しました。ゲームが進むにつれていくつかの調整を試みましたが、残念ながら成功しなかったというように騙っています。

中盤以降、リリーフ陣は追加点を許し、7回終了時点で0-7。試合は完全にエンゼルスペースかと思われましたが、8回に試合が動きます。先頭打者の大谷が右翼席へ豪快に第42号ソロ本塁打を叩き込み反撃の狼煙を上げると、その後二死一二塁からマンシーが右中間スタンドへ3ランホームラン。わずか1イニングで4点を返し、スタジアムの空気は一変しました。

しかし9回はクローザーのエステベスの前に三者凡退。反撃もここまでとなり、4-7でカード初戦を落としました。

試合総括
この敗戦でドジャースは68勝51敗となり、ナ・リーグ西地区首位の座は維持したものの、ポストシーズンに向けた勢いに一抹の不安を残す結果となりました。一方のエンゼルスはドジャース戦4連勝とし、今季のフリーウェイシリーズを全勝で終えるという快挙。特にトラウトとドラフト1位ルーキーのジョンソンが攻守に躍動し、山本攻略の立役者となりました。

大谷は序盤こそ抑え込まれましたが、8回の一撃で存在感を示し、今季100本目となるエンゼルスタジアムでのホームランという節目も達成。敵地での大歓声を背に、古巣への強烈な恩返しとなりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました