3月6日(日本時間7日)にアリゾナ州グレンデールで行われたドジャース対レンジャースのオープン戦。大谷翔平選手は1番・DHとして先発出場して4打数2安打を記録連続安打を4試合に伸ばして打率・417に。
試合はドジャースが8対4で勝利しました。
大谷選手は初回に元ヤクルトのデビッド・ブキャナン投手から左翼線への二塁打を放ちました2。その後、3打席目はセカンドゴロに倒れましたが、4打席目ではレフトへ強烈な打球を放ち、今春初のマルチ安打を達成しました。
先日失敗したヘッドバンプにも成功しています。
なお大谷選手は8日のマリナーズ戦は出場しませんでした。
試合後、ドジャースのロバーツ監督は大谷選手の活躍を称賛し、彼のブルペンでの投球を行わない理由についても言及しました。
投手大谷の調整は中断
昨年11月に左肩の手術を受けた大谷選手は、驚異的な回復を見せていますが、投手としての本格的な調整を中断しています。キャンプ中に予定されていた実戦形式の投球練習「ライブBP」は中止され、ブルペンでの投球練習も2月25日(日本時間26日)を最後に行われていません。
ドジャースのマーク・プライヤー投手コーチによると、大谷選手は打撃の準備に集中するため、またカブスとのシリーズに向けて野手に専念するために投手としての調整を中断しています。負傷しているわけではなく、壁当てやキャッチボールは継続して行っています。
プライヤー投手コーチは、ブルペン投球の再開時期について、18日と19日のカブスとの開幕2連戦(東京ドーム)を終え、米国に戻ってから再開する見通しを示しています。ロバーツ監督は当初、5月が投手復帰の目標とされていましたが、計画は後ろ倒しとなる可能性が高いと述べています。野手としての出場もあるため投手としてはペースダウンさせるとのことでした。
大谷選手の投手復帰は慎重に進められており、具体的な復帰時期は設けられていませんが、2年ぶりの二刀流復帰をサポートする方針です。
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