伝説誕生の夜! 大谷翔平、驚異の「3本塁打&10奪三振」でドジャースをワールドシリーズへ導く

ホームラン

試合概要

  • 試合日: 2025年10月17日(日本時間18日)
  • 対戦相手: ミルウォーキー・ブルワーズ
  • 球場: ドジャー・スタジアム(ロサンゼルス)
  • 大会: ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦
  • 最終スコア: ドジャース 5 – 1 ブルワーズ
  • 勝敗: ドジャースの勝利(対戦成績4勝0敗でNLCS制覇)
  • 勝利投手: 大谷 翔平(2勝0敗)
  • 敗戦投手: キンタナ(1敗)
  • セーブ: 佐々木 朗希(2セーブ)
  • MVP: 大谷 翔平(ナショナル・リーグ優勝決定シリーズMVP)

衝撃の結末:ドジャース、リーグ優勝決定戦をスウィープで制す

ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦は、ドジャースがエースであり「1番・指名打者」を兼任する大谷翔平選手の歴史的な大活躍により、ブルワーズを圧倒。5対1で勝利し、対戦成績を4勝0敗としてブルワーズをスウィープで下し、2年連続のワールドシリーズ進出を決めました。

試合後、大谷選手はシリーズ最優秀選手(MVP)にも選出され、ドジャー・スタジアム全体が歓喜に包まれました。

この日の大谷選手は、打者としても投手としても完璧な支配力を発揮。その成績は、野球の長い歴史においても類を見ない「神業」と呼ぶにふさわしいものでした。

ベッツ選手はインタビューで大谷について「ブルズでマイケル・ジョーダンみたいな存在」と語っています。シャンパンファイトでもツーショットを披露していました。

打者成績と詳細データ

  • 打席結果: 3打数 3安打 3本塁打 1四球 3打点 3得点
  • 本塁打: 3本(1回、4回、7回)
  • 1号データ: 飛距離 446ft / 打球速度 116.5mph (約187.5km/h)
  • 2号データ: 飛距離 469ft / 打球速度 116.9mph (約188.1km/h)
  • 投手成績と詳細データ
  • 投球成績: 6回0/3、被安打2、無失点、与四球1、奪三振10
  • 投球数: 100球
  • 最速: 100.0mph (約161km/h)
  • 最終結果: 勝利投手 & NLCS MVP

唯一無二の二刀流、歴史を塗り替えた3本塁打と10Kの詳細

大谷選手の歴史的なパフォーマンスは、まさに常識を破壊するものでした。彼はこの日、ポストシーズン史上初となる「1試合3本塁打」と「勝利投手」を同時に達成するという、前人未踏の領域に到達したのです。

  1. 投手としての快投:10奪三振の支配者
    大谷選手は初回、先頭打者に四球を与えるも、その後はギアを上げ、続く打者を3者連続三振に斬って取り、二刀流のショーの幕を開けました。ブルワーズ打線に対し、速球とスライダーのコンビネーションで圧倒。6回を投げ終えるまで、許したヒットはわずか1本。得点圏に走者を背負うピンチらしいピンチも作らせず、危なげなく試合をコントロールしました。

特に、この日のストレートは常時100マイル(約161キロ)近くを計測し、キレのあるスライダーとのコンビネーションでブルワーズ打線を翻弄。最終的に10奪三振を記録し、チームが求めるエースとしての役割を完璧に果たしました。7回表、先頭打者を四球で歩かせたところで降板しましたが、最後までマウンド上で輝きを放ち続け、文句なしでポストシーズン2勝目となる勝利投手の権利を手にしました。

  1. 打者としての爆発:ポストシーズン史上11人目の3本塁打
    マウンドを降りた後も、大谷選手の勢いは止まりませんでした。

第1号(1回裏・先頭打者弾): 投手として3者連続三振を奪った直後の第1打席。ブルワーズ先発のキンタナ投手のスラーブを完璧に捉え、ライトスタンド上段へ運ぶ先頭打者ホームラン。打球速度は116.5マイル(約187.5キロ)、飛距離は446フィート(約135.9メートル)を記録する特大の一発で、ドジャースに流れを呼び込みました。

第2号(4回裏): 2死走者なしで迎えた第3打席。キンタナ投手のスライダーを捉えると、打球は右中間場外へ消える超特大ホームラン。この日の最長となる469フィート(約142.9メートル)を計測し、ドジャースベンチのチームメイトも驚愕する一打でした。

第3号(7回裏): 勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた直後、代わった投手のストレートを捉え、左中間へこの日3本目となるソロホームラン。ドジャー・スタジアムのファンは熱狂の坩堝と化し、この時点でドジャースは5対0と大きくリードを広げました。

大谷のHR時のチームのリアクション

歴史的偉業の重み:二刀流が生んだ空前絶後の記録

大谷選手がポストシーズンで「1試合3本塁打」を達成したことにより、彼はMLB史上11人目の選手となりました。しかし、この記録をさらに特別なものにしたのは、「投手」としての活躍との同時達成です。

  • ポストシーズン 1試合3本塁打:
  • 達成人数: 史上11人目
  • 過去の達成者: ベーブ・ルース、レジー・ジャクソンらレジェンドの仲間入り
  • ポストシーズン 1試合3本塁打 & 勝利投手:
  • 達成人数: 大谷翔平のみ
  • 達成状況: MLB史上初
  • ポストシーズン 1試合3本塁打 & 10奪三振:
  • 達成人数: 大谷翔平のみ
  • 達成状況: MLB史上初

この「投打完全支配」こそが、全米のメディアが「史上最高のポストシーズン・パフォーマンス」「ユニコーン(伝説の生き物)の真の姿」と絶賛する所以です。

大谷「あと4つ」

またインスタでは「4 more」とあと4勝と優勝への決意を固めています。

大谷選手の歴史的な活躍が試合を決定づけましたが、ブルワーズをスウィープで下した背景には、他のチームメイトたちの確かなプレーと、特に日本人投手の連携がありました。

試合全体の目立ったプレーまとめ

  • ドジャース(打線): エドマン選手がタイムリーヒットを放ち、大谷選手のホームランに続く貴重な追加点。打線全体がチャンスで確実に得点。
  • ドジャース(投手陣): 勝利投手・大谷の後を受けた救援陣が、ブルワーズの反撃を単発の1点に抑える堅守。
  • ドジャース(クローザー): 佐々木朗希投手が最終回に登板し、強打者を無失点で封じ込め、勝利を確定。
  • ブルワーズ: 終盤に1点を返したものの、大谷投手に完全に抑え込まれ、打線が沈黙。

勝利を決定づけた守備と継投

大谷選手が7回表に降板した後、ドジャースは継投に入りました。大谷選手の後を受けたリリーフ陣が、ブルワーズの反撃を完全にシャットアウトしました。

佐々木朗希、完璧な火消しとシリーズ制覇

9回表、ドジャースのクローザーとしてマウンドに上がったのは、佐々木朗希選手でした。彼はこのシリーズでも重要な場面で登板し、安定したピッチングを見せてきました。この最終回、佐々木選手は自慢のストレートとフォークでブルワーズ打線を完全に抑え込みました。

最後の打者をセカンドフライに仕留めてゲームセット。ドジャースのナ・リーグ優勝が決定した瞬間、佐々木選手はチームメイトと抱き合い、喜びを爆発させました。彼はこの試合でも勝利にセーブを記録し、ワールドシリーズ進出という最大の目標達成に大きく貢献しました。日米のファンが注目する中、大谷選手が作った流れを佐々木選手が完璧に締めくくるという、最高の形でのリーグ優勝となりました。

投打両面での規格外の活躍が評価され、試合後には大谷選手が文句なしでナショナル・リーグ優勝決定シリーズのMVPに選出されました。大谷選手のドジャース移籍後初のポストシーズン、そして初めてのリーグ優勝という大舞台で、彼は期待を遥かに上回る偉業を成し遂げました。

シャンパンファイトでもロバーツ監督がMVPの大谷を称賛。

この歴史的な勝利により、ドジャースはワールドシリーズへの切符を手にしました。大谷選手、佐々木選手という二人の日本人選手が投打の柱となり、チームを牽引する姿は、世界中のファンに感動と興奮を与え、野球史に新たな伝説を刻んだのです。

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