この試合で大谷翔平選手は「1番・DH」で先発出場し、6打数3安打4打点の活躍を見せました。特に9回表、同点の場面で放った12号3ランホームランが決勝点となり、チームの逆転勝利に大きく貢献しました。
試合概要
- 試合日時:2025年5月9日(日本時間10日)
- 球場:チェイス・フィールド(アリゾナ州フェニックス)
- 試合結果:ドジャース 14 – 11 ダイヤモンドバックス
9回に膠着状態を崩した大谷の12号でメジャートップタイに!
大谷選手は初回、先頭打者として中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、フリーマンの犠牲フライで先制のホームを踏みました。2回には左中間を破る適時二塁打で同点に追いつくなど、序盤から打線を牽引しました。
9回表、8-11と3点ビハインドの状況で、ドジャースはフリーマンからの4連打で同点に追いつきます。その後、1死一、二塁の場面で打席に立った大谷選手は、代わったばかりのトンプソン投手のスプリットを捉え、右中間へ勝ち越しの12号3ランホームランを放ちました。打球速度は113マイル(約182キロ)、飛距離は426フィート(約130メートル)を記録しました。これには大谷も思わずバンザイ確信歩きという珍しいアピールが出てしまいます。
このホームランで、大谷選手はヤンキースのアーロン・ジャッジ選手らと並び、メジャー全体の本塁打数でトップタイとなりました。また、直近5試合で4本塁打を放つなど、量産体制に入ったかのような勢いです。
試合の流れ
ドジャースは初回から得点を重ね、3回までに8-3とリードを広げましたが、5回にグリエル選手の満塁ホームランなどで同点に追いつかれ、6回には押し出し四球で逆転を許しました。8回にはマルテ選手とグリチェク選手の連続ホームランでさらにリードを広げられましたが、9回に6点を奪う猛攻で逆転勝利を収めました。
ボンズと並ぶとロバーツ監督も絶賛
試合後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は大谷選手の活躍について「彼とバリー・ボンズは、私が見てきた中で間違いなく最高の選手だ」と絶賛しました。また、大谷選手自身も「最後まで皆で粘り強く、諦めずに後ろにつないで、最後は自分で決まりましたけど、それまで追いつく過程が素晴らしかった」とコメントしています。
コメント