水原一平氏から24億円盗んだ手口がある意味凄すぎて世間が驚愕

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アメリカの連邦検察は水原容疑者を訴追(水原容疑者を犯人として検察が立証できると判断し起訴する)したと発表しました。

水原容疑者が大谷選手の口座から盗んだ手口はざっくりと以下の通りです。

  • 2018年に大谷選手の球団からの給料口座の開設を手伝い口座情報を入手。
  • 2021年9月から違法賭博を始めて負債を抱える。
  • 2021年11月に口座の連絡先を自分の電話番号とメールアカウントに変更。大谷本人になりすまして銀行に電話で送金を承認させようとする(銀行詐欺罪)。
  • 2024年1月まで大谷選手の口座から賭博の金を送金。

水原容疑者の違法賭博で動いたお金や大谷選手のお金関連は以下になります。

  • 勝ち213億円で負け額275億円。収支は62億マイナス
  • 大谷の去年の年俸は43億円
  • 大谷の口座からの送金が24億5千万円

捜査当局からは「大谷は被害者」として、犯人である水原一平を「水原氏」から「水原容疑者」として扱うことになりました。

この送金がバレなかったのは大谷選手が3年間ログインをしていなかったため。さらにIFA(資産アドバイザー)と会計士は日本語が話せないので水原容疑者が間に入って金の流れをわからないようにしていたようです。

18年に移住した際に開設した大谷の給与が振り込まれる銀行口座情報を代理人や会計士らには共有せず、その理由を「大谷自身が明かしたくないから」と伝え、さらには巨額の送金のため銀行に対し、何度も大谷を装ったことなどを明かした。

大谷翔平をダマした水原一平の悪質手口 賭けで勝ったお金は「ミズハラの個人口座」へ

大谷選手もある程度会話はできるようですが、専門的な会話となると通訳が必要だったのでしょう。大谷選手が英語、そしてIFAや銀行員が日本語をわからないのを巧みに利用して堂々と悪事を働いたようです。

最初は自分のお金でやっていたようですが平均200万円弱、一日25回賭けたと言われるほどのめり込んでしまいます。すぐに自分のお金が無くなりたった2ヶ月で大谷選手の口座に手を付け始めました。そこからは限度額を上げる催促を賭博側に要求し一気に62億円の損失になってしまったようです。

これが発表される前は「通訳が口座を黙って使えるわけがない。大谷が関与している」「大谷選手が水原をスケープゴートにしている」など批判する人もいましたが本当に口座に関わっていたという事実。そしてお金に執着していなかった大谷選手に世間は想像以上のことで驚いています。

世間は最初「アメリカの銀行のセキュリティはしっかりしているから他人がそうそう突破できるものではない」として大谷選手が怪しむ人も沢山いました。しかし蓋を開けてみれば通訳として開設に立ち会って全ての情報を握ってしまっていたというわけです。

確かにアメリカの銀行のセキュリティはかなりしっかりしていますが、そもそも口座開設に立ち会って全ての情報を入手していたのでいかに高度なセキュリティでも本人確認を取れてしまえばどうしようもなかったというわけですね。

違法賭博が怖いのはもちろんですがギャンブルで怖いのは後払い方式。手元の資金が無くなっても支払日まではできてしまうので負けが込んでも勝てば返せるとドツボに嵌ってしまいます。普通のギャンブルでも種類によってはカードや後払いアプリを使ってできるのもあるので合法でも借金まみれで首が回らなくなる人も出ています。

さらに今は競馬などもオンラインで買えるようになったりとスマホの普及で1日中どこに居てもできるから歯止めが効かないのでさらに止まらなくなってしまうんです。

今は海外のオンラインカジノをやる人も増えていますが日本から接続してやること自体が違法です。知らなかったでは済まされないし水原容疑者のように歯止めが効かなくなりやすいので軽い気持ちで手を出すのも止めておきましょう。

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