大谷翔平に死球、ロバーツ監督が激怒退場 ドジャース劇的逆転勝利!

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試合日時と結果
2025年6月17日(現地時間)/日本時間6月18日
ロサンゼルス・ドジャース 8 – 6 サンディエゴ・パドレス(ドジャース勝利)

試合の流れを一変させたのは第3回裏。1番・指名打者で出場していた大谷翔平が、パドレス先発バスケスの94マイル(約151キロ)の内角球を右太もも裏に受け、激痛に顔をゆがめながらも一塁へ歩いた。

場内には即座に怒号とブーイングが飛び交い、前の回にパドレスのフェルナンド・タティスJr.も死球を受けていたことから、主審は両軍に警告を宣告。その判断に対し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が激しく抗議し、審判団に詰め寄った末に退場処分を受けた。

試合はこの一連の騒動によって緊張感が頂点に達し、ドジャースベンチとスタンドのボルテージは最高潮に。世間も報復死球だという怒りの声が多く見られました。

色んな意味で混戦となりシーソーゲームを制したドジャースですが、今回の立役者はパヘス&ウィルでしょう。

パペスの2打席連続ホームランで勢い付く!

二回に本塁打を打ったパヘスがそのまま2打席連続ホームランで3打点を取ったことでシーソーゲームに持ち込み相手を勢いづかせなかったことも大きく、ウィル・スミスの決勝弾につながった立役者と言えるでしょう。

ウィル・スミス粘りの12球からの2ラン!

そして騒然とした雰囲気のまま迎えた6回裏、ドジャースの打線が爆発。5点を奪って一気に試合をひっくり返した。

中でも圧巻だったのが、ウィル・スミスの打席。12球粘った末に放った決勝2ランホームランは、まさに「執念の一発」。さらにアンディ・ペイジーズもこの日4安打3打点の大暴れで打線をけん引した。

8–3と突き放したものの、7回表にパドレスのトレントン・ブルックスが2ランを放って2点差に。終盤も緊張感のある攻防が続いたが、ドジャースのリリーフ陣が粘り強く抑え、最後は守護神タンナー・スコットが14セーブ目を記録して逃げ切った。

この試合での大谷は、打撃では4打数無安打と目立った成績は残せなかったが、死球に屈することなく冷静に一塁へ歩く姿は、ファンとチームに強いメッセージを与えた。

また、前日に続く登板(術後初のマウンド復帰)を終えており、まだ完全復活とはいかないが、調整の一環としては大きなステップ。打撃でも調子を取り戻す兆しが見えれば、再び“完全二刀流”が戻ってくる日は近い。

試合後の声と今後の展望
試合後、ロバーツ監督は退場処分について「選手を守ることが監督の役目」とコメント。一方で、大谷は「冷静に打席に立ち続けることを意識している」と語った。

次戦はシリーズ最終戦。ドジャースは勢いに乗って3連勝を目指し、大谷も再び打撃での爆発が期待される。

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