試合概要
2025年8月27日(水)、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでシンシナティ・レッズと対戦し、5対1で勝利。シリーズ3連勝でスイープを達成し、戦績を77勝57敗とした。大谷翔平が先発登板し、ドジャース移籍後初勝利をマークした。
9奪三振の力投、移籍後初勝利を飾る
- 投球成績:5回 87球 被安打2 失点1 与四球2 奪三振9
- 被弾:ノエルビ・マルテにソロ本塁打
- MLBでの勝利は749日ぶり
大谷翔平は5回を投げ切り、力強い速球と多彩な変化球を織り交ぜながら9つの三振を奪取。初回からストレートとスプリッターでレッズ打線を圧倒し、ピンチでも冷静な投球を見せた。唯一の失点は3回、ノエルビ・マルテに浴びたソロ本塁打によるもの。それでも以降は危なげなく打者を封じ、見事に試合を作った。
この勝利はドジャース移籍後初めての白星であり、2023年8月以来となる実に749日ぶりの勝利投手となった。チームにとっても、エースとしての存在感を示した試合となった。
打者としては1安打、鋭い打球も光る
- 打撃成績:5打数1安打
- レフトフライ
- ライト前ヒット
- 遊ゴロ
- センターライナー
- レフトフライ
打者としては第2打席でライト前に安打を放ち、快音を響かせた。第4打席ではセンターライナーと惜しい打球もあり、内容のある打撃を見せた。結果的には1安打にとどまったものの、投手としての快投と合わせて二刀流の存在感を存分に示した一戦だった。
試合後のインタビュー
質問: 今日の試合での感想を教えてください。
大谷の返答: 「5イニングを投げ切ることができ、今日のピッチャーとしての目標を達成できました。」
質問: 今日はカーブボールをどのタイミングで感じましたか?ブルペンでの練習中ですか、それとも試合が始まってからですか?
大谷の返答: 「試合が始まってから感じました。」
質問: 試合前に話し合ったことや、最後のアウト後のことを教えてください。
大谷の返答: 「試合前に話し合ったことを、この試合に取り入れました。最後のアウト後のことを考えながら投げました。」
質問: 今日の目標は、ラインナップを2回以上回すことでしたか?
大谷の返答: 「はい、目標はカーブボールとスプリットを組み合わせて投げることでした。良い球もあれば、悪い球もありましたが、両方の球を投げることを目標にしていました。」
質問: 今日はドジャースのユニフォームでの初めての勝利おめでとうございます。
大谷の返答: 「ありがとうございます。」
ドジャース打線の爆発とリリーフ陣の圧巻
4回裏、Kiké Hernández(キケ・エルナンデス)が2点タイムリー二塁打
続くDalton Rushing(ダルトン・ラッシング)が2点適時打で追加点
8回裏、Michael Conforto(マイケル・コンフォート)がダメ押しソロ本塁打
序盤はレッズに先制を許したものの、4回裏に打線が爆発。エルナンデスとラッシングの連続タイムリーで一気に逆転し、試合の流れを完全に掌握した。終盤にはコンフォートの一発でダメを押し、投手陣も最後まで隙を見せなかった。
また、リリーフ陣を含めたドジャース投手陣はこの日、合計で球団新記録となる19奪三振をマーク。大谷の力投に続き、ブルペン陣も相手打者を寄せ付けず、盤石の勝利を収めた。
一発で先制したレッズ、しかし流れは一変
試合の主導権を握ったのは一時的にレッズだった。3回表、Noelvi Marte(ノエルビ・マルテ)が大谷の内角速球を捉え、左翼スタンドへソロ本塁打を放って先制。静まり返るドジャー・スタジアムに一瞬、不穏な空気が流れた。
しかしその直後の4回裏、ドジャース打線が目を覚ます。まずHernándezが走者二人を還す二塁打で逆転すると、続くRushingがさらに2点を追加。怒涛の攻撃で4–1と試合をひっくり返した。さらに8回裏にはConfortoが豪快な一発を放ち、勝負を決定づけた。
大谷降板後も、リリーフ陣が三振の山を築き上げ、レッズ打線を沈黙させ続けた。9イニングで19奪三振という圧倒的な投球内容は、チーム全体の好調ぶりを象徴するものとなった。
試合を終えて
大谷翔平にとってこの日の白星は、ドジャース移籍後、そして二刀流完全復活を印象づける大きな一歩となった。長いブランクを乗り越え、再びマウンドで勝利投手となった姿に、スタジアムの49,000人を超える観客から大歓声が沸き起こった。
ドジャースはこの勝利でナ・リーグ西地区首位をキープ。シーズン終盤に向けて、大谷の存在はますます重要性を増していきそうだ。
コメント