試合概要
- 2025年8月9日(現地)、カナダ・トロント、ロジャース・センター
- ドジャースが5-1で勝利、シリーズ初戦を制す(通算67勝49敗)
大谷翔平5打数3安打2得点!
- 第1打席:センター前ヒット
- 第2打席:二ゴロ
- 第3打席:左中間二塁打
- 第4打席:ライト前ヒット
- 第5打席:空振り三振
トロントのロジャース・センターで行われたドジャース対ブルージェイズのシリーズ初戦。ドジャースは5-1で快勝し、勝率を67勝49敗に伸ばしました。この日、大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、バットで存在感を示しました。
第1打席、ブルージェイズ先発マックス・シャーザーの外角直球をセンター前へ運び、幸先よく出塁。続く第2打席は二ゴロに倒れたものの、第3打席では鋭い当たりを左中間へ運ぶ二塁打。さらに第4打席ではライト前へクリーンヒットを放ち、猛打賞を記録しました。第5打席は空振り三振で終えたものの、5打数3安打2得点という堂々たる結果を残しました。
投手としての登板はありませんでしたが、バットでの貢献は十分。1回表にはベッツが大谷の出塁を活かして先制打を放ち、さらに7回にはベッツが試合を決定づける2ランホームラン。カーショウは老練な投球で6回を4安打1失点に抑え、今季6勝目を挙げました。大谷とベッツのコンビが、チームのシリーズ初戦勝利を大きく引き寄せた試合でした
復活したベッツ逆転2ランでチームの勢いを作る
- ベッツの2ラン含む2安打3打点で打線を牽引
- カーショウが6回1失点で今季6勝目
序盤は両先発のベテラン対決が光った。ドジャースはカーショウ、ブルージェイズはシャーザーという、MLBを代表する二人の3000奪三振投手がマウンドに立ち、スタジアムの空気は序盤から緊張感に包まれた。
1回表、大谷翔平がセンター前ヒットで出塁すると、続くモーキー・ベッツが左前適時打を放ち、ドジャースが先制。カーショウはスライダーとカーブを巧みに操り、ブルージェイズ打線を翻弄。4回裏に1点を返されたものの、大きく崩れることなく試合を支配した。
試合が動いたのは7回表。先頭打者の安打から大谷が二塁打でチャンスメイクすると、ベッツがこの日2本目の安打となる特大の2ランホームランを放ち、リードを3点に拡大。これで試合の主導権を完全に掌握したドジャースは、終盤にも1点を追加し、最終的に5-1で快勝した。
③ 試合総括
この試合は、まさに「経験と勢い」の融合だった。カーショウの安定感ある投球が試合の土台を築き、大谷とベッツという2人のスターが打線をけん引。大谷は5打数3安打で2得点を挙げるなど、チームに攻撃のリズムをもたらした。対するブルージェイズは、シャーザーが6回3失点と力投したが、打線がカーショウ攻略の糸口を見つけられず、終盤に勝負を決定づけられた。
この勝利でドジャースはシリーズ初戦を制し、ポストシーズンに向けた勢いを加速。特に大谷の状態の良さは、今後の連戦において大きな武器となりそうだ。
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