- 試合日時:2025年7月23日(現地時間)
- 試合結果:ドジャース 4 – 3 ツインズ(ドジャー・スタジアム)
ナ本塁打トップ返り咲き!5試合連続HRは球団タイ記録!
- 試合成績:4打数1安打1本塁打1敬遠
- 37号本塁打
- 空振り三振
- 空振り三振
- レフトフライ
- 申告敬遠
1回裏の先頭打者・大谷は、ツインズ先発パダックの速球を完璧に捉え、右中間スタンドへ飛び込むソロ本塁打で試合の先制弾を放ちました。これが今季37号であり、ドジャース史上5試合連続本塁打に並ぶ快記録となりました。
その後は3回裏に三振を喫し、やや沈黙。しかし7回裏には慎重な打席から四球で出塁し、得点圏に姿を見せることで、チームのリズムを維持。守備でも目立ったミスはなく、常に集中力を保っていました。
特に注目されたのは9回裏。2アウトから、意図的四球で出塁を許されます。相手としては敬遠の嫌な状況でしたが、その四球によってフレッズ・フリーマンに巡った勝負の舞台が整えられました。結果としてフリーマンのサヨナラ二塁打で、大谷はベッツと共にホームに還り、ドジャースが逆転勝利を収める決定的な得点を記録しました。これにより、“意図的四球されてから生還した初の選手”というMLBの珍記録的シーンにも。
✅ 試合当日の大谷の評価ポイント
- 初球からのパワー発揮:1回の先制ソロで流れを引き寄せる
- 冷静な対応力:三振後も四球で出塁を重ねる姿勢
- 勝負の場面での貢献:9回の敬遠四球と得点でチームを救う役割
次戦はボストン・レッドソックス戦(7月25日、ボストン現地時間)。この試合で6試合連続本塁打の新球団記録への期待がかかります。
投手については、大事をとって3イニング程度の起用が続くと見られ、打撃中心の起用が想定されます。
シーズンを通じて打率・OPS・得点・打点など主要指標トップの可能性が高く、昨年に続くMVP受賞にも期待が集まっています
土壇場の一発とフリーマン劇的サヨナラでドジャースが連勝締め
ドジャース打線、序盤から中盤は沈黙も終盤に爆発
7月23日のツインズ戦、ドジャースは初回から試合を動かしました。1回裏、先頭・大谷翔平が初球を完璧に捉えた右中間へのソロ本塁打で、試合開始わずか数分で先制点を奪います。しかしその後は、ツインズの先発投手ジョー・ライアンの巧みな投球の前に、3回までノーヒットに抑えられる苦しい展開に。
ツインズは3回表に同点に追いつくと、5回にはタイムリーヒットで1点を追加。さらに7回表にも犠牲フライで加点し、スコアは3-1とツインズがリードを広げます。
またグラスノーが12奪三振で7回まで3安打1失点と好投。
しかし、ドジャースは8回裏に反撃。先頭のムーキー・ベッツが出塁すると、続く大谷は四球を選び、無死一・二塁のチャンスを演出。ウィル・スミスのタイムリーヒットで1点を返し、なおも1死一・三塁とし、テオスカー・ヘルナンデスの犠牲フライで同点に追いつきます。
試合はそのまま延長戦に突入するかと思われた9回裏。1死からフレディ・フリーマンが左中間へサヨナラ二塁打を放ち、ドジャースが劇的な逆転勝利を収めました。フリーマンはこの試合、決勝打だけでなく守備でも安定感を見せるなど、攻守にわたって貢献しました。
大谷の一発とフリーマンの一撃が際立つ試合展開
この試合で最も印象的だったのは、大谷翔平の初回先頭打者本塁打と、フリーマンのサヨナラ打。大谷はこの一発で自身5試合連続の本塁打とし、ドジャース移籍後初の連続本塁打記録に並びました。プレッシャーのかかる展開でも四球を選んで好機を作るなど、冷静な打撃も光りました。
一方ツインズは、先発ジョー・ライアンが6回1失点と好投しながらも、リリーフ陣が終盤に踏ん張れず、惜しい試合を落としました。特に8回と9回の継投の乱れが響きました。
チームとしての課題と今後への展望
ドジャースはこの試合で連勝を5に伸ばし、ナ・リーグ西地区での首位固めに成功。大谷の連続本塁打、フリーマンの勝負強さ、スミスの適時打と、中心打者がそれぞれ結果を出しています。一方で、序盤の沈黙やリリーフ陣の不安定さもあり、課題も見え隠れします。
次戦は7月25日から始まる敵地ボストンでのレッドソックス3連戦。特に注目されるのは、大谷翔平が6試合連続本塁打を達成できるかどうか。敵地フェンウェイ・パークでの一戦は、MLBファン注目のカードとなりそうです。
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