試合日時と結果
2025年7月13日(日〈日本時間14日〉)、敵地オラクル・パークで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦は、延長11回の末ドジャースが5–2で勝利しました
アトランタ生きの飛行機に乗る大谷翔平、山本由伸、カーショウ、フリーマン、スミスのドジャース面々。
大谷山本がお互いに背伸びして張り合っている場面も。
大谷のプレーまとめ
- 指名打者として3打数1安打2四球、2得点
- 11回表、得点圏での意識的走塁でホームインし、勝利に貢献
詳細解説
この日は投手としてはマウンドに上がらなかったものの、打者・走者として存在感を発揮しました。指名打者として3打席に立ち、まず2度のフォアボールを選んで出塁し、続く打席でタイムリーや長打こそなしながらも、11回の延長戦で得点圏に進む好走塁でホームを踏み、ドジャース勝利に貢献しました 。
特に11回は、二死一・三塁の場面で大谷が見事にホームへ滑り込み、勝利の決め手となる“勝ち越し点”を記録。チームメイトのFreddie FreemanやAndy Pagesの犠牲を最大限に活かす、頭脳的かつ勝負強いプレーだったといえるでしょう
土壇場で光るアウトマン、ドジャース延長戦制す
- ドジャースは1回表、フリーマンのタイムリーで先制
- 山本由伸が5回無失点の力投。被安打2、与四球0、奪三振4 (fnn.jp)
- 8回にジャイアンツが2点を奪い逆転
- 9回にドジャースが追いつき延長戦に突入
- 11回に大谷の得点を含む2得点で勝ち越し、最終的に5−2で勝利
サヨナラの危機を救うアウトマンの好プレー。返球も早くこの試合の立役者といえるプレーでした。
詳細解説
試合は序盤からドジャースが主導権を握りました。1回表、フレディ・フリーマンのタイムリーヒットで1点を先制。先発の山本由伸はテンポ良くジャイアンツ打線を打ち取り、5回を投げ被安打2、無失点と完璧な内容を見せました。
しかし8回裏、ジャイアンツは二死から連打と四球で満塁とし、代打パット・ベイリーの2点適時打で逆転に成功。球場のムードが一変する中、ドジャースは9回に粘りを見せて同点に追いつき、試合は延長戦へ。
11回、二死から大谷が四球で出塁し、続く打者が三塁打。大谷はホームインして勝ち越し点を挙げました。さらにエンリケ・ヘルナンデスのヒットで1点を加え、5−2とリードを広げました。最後はドジャースのリリーフ陣が三者凡退で締め、接戦を制しました。
この試合の勝利により、ドジャースはオールスター休暇前を白星で締めくくることに成功しました。
総括:大谷の得点と山本の快投で締めた“前半戦”
この試合は、投打にわたる日本人選手の活躍が光った試合となりました。大谷翔平は2四球1安打で2得点。勝ち越し点を挙げる決定的な走塁でチームを牽引しました。さらに、山本由伸が先発として5回を完璧に封じ、奪三振4・無四球の内容で防御率を2.90に下げました。
チームとしては、延長11回という長丁場を集中力と粘りで制し、オールスター前の試合を白星で締めた意義は大きいといえるでしょう。7月後半からの後半戦に向けて、最高の形で前半戦を締めくくりました。
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