試合日時・結果
2025年7月1日(火) ドジャー・スタジアム
ロサンゼルス・ドジャース 6 – 1 シカゴ・ホワイトソックス
ドジャースが序盤から主導権を握り、山本由伸の快投と大谷翔平の30号本塁打で快勝しました。
① 沈黙破る一発!大谷翔平、審判への気遣いからの豪快30号
2025年7月1日(現地時間)の試合で、4回表に408フィート(約124m)のホームランを放ち、今季30号本塁打を達成。これで5年連続の30本塁打となった。
その打席はこれまでのスランプを脱却する一打で、直前のファウルで審判の膝を直視するなど、状況判断と冷静さも示した。
その他の打席では三振も含め、安打はこの本塁打のみ。試合前の6打席でヒットなし→この一本で沈黙を破った。
打撃以外では、審判の安全確認や配慮を示し、ベースボールマンとしての品格を見せた。
大谷翔平プレーの詳細解説
大谷選手はロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・ホワイトソックス戦の4回表、2アウト走者なしの場面で登場しました。その直前の打席ではファウルが審判の右膝に当たるという珍しい出来事がありましたが、大谷選手はすぐに審判の状態を気遣い、プレーを続行。その後、相手先発のルーキー投手シェーン・スミスが投じたスライダーを捉え、強烈な打球でライトセンターへのソロホームランを叩き込みました。打球速度は116.3 mph、打ち上げ角は42度。飛距離はMLB公式で407~408フィートと記録されています。
この一発で、今季の本塁打数を30本とし、ドジャース史上開幕から86試合以内での達成最速記録に並びました。これにより、2021年から5年連続でのMLBシーズン30本塁打の快挙も継続。
他の打席では三振が含まれ、この日は4打数1安打(1HR)、1打点、0四球、2三振という結果。スラッシュライン上では安打はこの1本のみですが、その一撃がチームにとって勝負を決める大きな価値を持ちました。
打線爆発&山本由伸が圧巻の7回1失点、ド軍が盤石の試合運び
ロサンゼルス・ドジャースは2025年7月1日(現地火曜夜)にドジャー・スタジアムで行われたシカゴ・ホワイトソックス戦を6–1で勝利しました。スタートから積極的に攻撃を仕掛け、試合は序盤から決定的な展開となりました。
- 1回表、ドジャースは2アウト後に連打とタイムリーで4点を先制。Teoscar Hernández、Andy Pages、Michael Conforto のクリーンアップがそれぞれ得点に絡みました
- 3回表にはさらに Andy Pages の犠牲フライで追加点。これが試合の流れに勢いをつけました 。
- 4回表に大谷翔平が四球と敬遠を経て登場。直前の打席で審判の膝にファウルを当てた後、審判を気遣いながらこの打席に臨み、408フィートのセンター方向ソロホームランを放ち、試合を6–1としました 。
一方ホワイトソックスは序盤から攻撃面で精彩を欠き、全体でわずか3安打、12三振とミスが目立ちました。唯一の得点は3回裏、Lenyn Sosa のタイムリーによる1点のみでした
投手戦では、ドジャースの先発・山本由伸が7回を投げ、被安打3、1失点、8奪三振と圧巻の内容で今季8勝目をマーク。ホワイトソックスの新人右腕 Shane Smith は制球に苦しみ、4 2/3 回で6失点、ERAは3.86に悪化するなど苦しい登板となりました。
リリーフ陣も後続は抑えたものの連打を阻止できず、守備面でもチーム全体が沈黙しました。
大谷と山本お互いの活躍をインスタで報告
インタビューでも30号の手応えと同時に山本の投球を称えていました。
試合展開の流れ
試合はドジャースが序盤から主導権を握り、山本の圧倒的な投球と先制攻撃を武器にゲームの主導権を逐次拡大。攻守両面においてスムーズな連携が光りました。ホワイトソックスは Shane Smith の乱調から流れを掴めず、攻撃でも見せ場が少なくジリ貧。3 回の Sosa のタイムリー以外は印象的な攻勢はなく、終始流れを逸したままゲームセットを迎えました。
首位快走ドジャース、勝率も加速中―ホワイトソックスは再建の壁
この試合は、大谷翔平選手の冷静かつ力強い一発が勝敗を決める決定的瞬間となりました。審判への配慮を示しながら結果を残す姿勢は、プレーヤーとしての成熟を感じさせます。また、山本由伸投手の安定感ある先発パフォーマンスが投打の軸となり、チームにとって非常に大きな価値を発揮しました。ドジャースはこの勝利で直近16試合中13勝と勢いを保ち、ナ・リーグ西地区での首位リードをさらに広げる美味しい展開です。一方、ホワイトソックスは若手投手に期待しながらも攻撃力不足が響き、今季厳しい状況が続く印象です。
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