大谷翔平が自腹で児童100人の留学支援を発表

3月1日に大谷翔平さんが結婚報道をされましたがそれと同時にECCとの共同プロジェクト「SHOW YOUR DREAMS 2024」を発表しました。

これは大谷さんのスポンサーである英会話教室のECCと小学4年生から高校3年生までの100人を2024年8月に一週間米国留学する企画。そして費用はなんと全額大谷さんの自腹。

アメリカに留学で一週間ホームステイすると学費や生活費込で30万～50万と言われています。3年間で合計300人となると1億5000万円ほど。だからなのか大谷さんから提案した企画でECC側は代理店から持ち込まれた当初は社長もさすがに半信半疑だったようです。

■応募条件

応募期間は3/1から4/14
9歳から18歳の日本国内在住の方
「未来への夢」をテーマに英語ビデオメッセージと日本語の作文投稿

この応募の中から100名選考されます。このビデオメッセージが選考基準のメインですがこの選考にも裏話がありました。

「ECC」の花房雅博代表取締役社長は、3月4日にラジオ番組「こんちわコンちゃんお昼ですょ！」（MBSラジオ）に出演し、今回のプロジェクトの経緯について明かしている。

～中略～

100人の選考についても“裏話”があるという。「英語のビデオメッセージと作文とがあるんですけど、うちの内部では、抽選じゃないですけど、まず作文をとって100人を選んで、そこから作文の内容を読んで問題なければそれをオッケーにしよう…と思ってましたが、大谷くんのほうは“全部見てくれ”と」と、全ての作文に目を通してほしいという要望があったと明かした。
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当初はスタッフが作文をランダムで100枚選んで問題ない物はそのまま通して基準に満たない作文の数だけ代わりのものをまた選ぶという形にしようとしていましたが、それを大谷さんが打ち合わせで全部見て欲しいと言ったそうです。

漫画や小説の大賞も最初はあらすじや最初の数行だけ読んで決めるのでスタッフ側の決め方は仕事の世界では時短として当然のことなんだと思います。しかし逆にいえば全部見て決めるということは軽い気持ちの文章では選ばれないということ。努力を惜しまない大谷選手らしい優しさと厳しさが出ているようです。