大谷翔平、9回2死から意地の11号弾もドジャース惜敗

ホームラン

2025年5月9日(日本時間)ダイヤモンドバックス 5-3 ドジャース(チェイス・フィールド)

ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」で出場し、5打数1安打1打点。9回2死の場面で、相手守護神ケビン・ギンケルの95.9マイル(約154km/h)の直球を捉え、右中間へ飛距離426フィート(約130メートル)の11号ソロ本塁打を放った。打球速度は112.9マイル(約182km/h)、角度22度の弾丸ライナーで、敵地の「Beat LA!」コールを打ち破る一発となった。

この11号本塁打で大谷はナ・リーグ本塁打ランキング2位タイに浮上。5月に入り4本目のアーチを記録し、昨季のペースに迫る勢いを見せている。

試合全体の流れ:山本が初満塁を浴びる・・・

ドジャース先発の山本由伸は、3回まで無失点の好投を見せたが、4回に四球、内野安打、死球で無死満塁のピンチを招くと、ガブリエル・モレノにカットボールを捉えられ、右翼席へ満塁本塁打を浴びた。これは山本にとってメジャー初の満塁弾であり、オリックス時代の2022年5月3日以来、1102日ぶりの被満塁弾となった。

5回にはケテル・マルテにソロ本塁打を許し、5回88球、6安打2四死球で5失点。今季3敗目を喫し、防御率はリーグトップの0.90から1.80へと下がった。試合後、山本は「すごく基本的なミスが一発に響いてしまった」と反省の弁を述べた。

ドジャース打線は8回にマックス・マンシーとアンディ・パヘスの連続適時打で2点を返し、9回には大谷のソロで1点差に迫ったが、反撃及ばず3-5で敗戦。地区2位のパドレスとの差は1ゲームに縮まった。

大谷のWBC出場に関して侍JAPANとロバーツ両監督が期待

試合後、侍ジャパンの井端弘和監督が大谷のWBC出場について「当然入ってきて欲しい選手」とラブコールを送り、ロバーツ監督も「非常にありがたい」とコメント。大谷の国際大会での活躍に期待が高まっている。

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