【4月27日】大谷2戦連続安打!顔面付近の危険球にのけぞりつつも初回から流れを呼び込む

試合

2025年4月27日(日本時間28日)、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でピッツバーグ・パイレーツと対戦。試合はドジャースが初回に逆転し、その後も着実に得点を重ねて9-2の圧勝となりました。

この日「1番・DH」で出場した大谷翔平選手も、序盤から存在感を見せました。

大谷は第1打席、相手左腕フォルターと対戦。カウント2-2からの7球目、シンカーが顔面付近に抜ける危険なボールとなり、大谷は思わずのけぞり、目をパチパチと瞬かせるリアクションを見せました。さらに続く8球目もコントロールが乱れたカーブで、見逃し四球を選択。この出塁をきっかけに、ドジャース打線が一気に火を噴きます。

ムーキー・ベッツの右前打で1死二、三塁とすると、フレディ・フリーマンが右前へ2点タイムリーを放ち、試合をあっさりと振り出しに戻しました。さらにエドマンの三塁ゴロを相手三塁手が失策、フリーマンが一塁から一気に本塁へ生還し、ドジャースは逆転に成功。続くパヘスにもタイムリーが飛び出し、初回だけで一挙4点の猛攻を見せました。

続く大谷の第2打席は、4-2とリードを奪った2回裏1死一塁の場面。大谷は2ボールからの3球目、内角低めのシンカーを強振。打球速度はなんと今季自己最速の113.3マイル(約182.3キロ)を記録する痛烈な当たりで、右翼線を破る二塁打を放ちました。この安打で大谷は2試合連続ヒットとなり、続くベッツの犠牲フライでさらに追加点を演出しています。

試合前、デーブ・ロバーツ監督は前日の大谷の打撃について「特にチェンジアップを引っ張って三塁打にした場面が良かった」とコメント。また、「ボールに対してバットをしっかり残して対応できていた」と大谷の下半身の粘りを評価しました。一方で「スイングバランスにはまだ課題が残っている」とも語り、完全復調には至っていないものの、着実に前進しているとの見解を示しました。

また、大谷は真美子夫人の出産に立ち会った後、しばらく不振に苦しんでいました。パイレーツとの3連戦初戦では無安打に終わったものの、第2戦で今季4度目となる猛打賞を達成。この試合でも固め打ちを見せており、調子を上げつつある様子が伺えます。

初回にグラスノーが2失点を喫してスタートしたドジャースでしたが、大谷の四球を皮切りにベッツ、フリーマン、エドマン、パヘスと連打と相手失策を絡めて4点を奪取。序盤で試合の流れを一気に引き寄せました。

パイレーツ側では左腕フォルターが制球に苦しみ、大谷に危険球を与えるなどピリッとしない内容に。守備面でもミスが響き、主導権を握りきれず厳しい試合となりました。

またこの試合前、大谷は10分のキャッチボールをグラウンドで行っていましたがその時ボールがすっぽぬけて観客席へ大暴投。とっさに脱帽して90度腰を曲げて謝意を表しました。

大谷翔平が腰を90度曲げ頭を深く下げ誠心誠意の謝罪 グラウンドで何があった?|日テレNEWS NNN
ドジャースの大谷翔平選手が試合前に平謝りしました。

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