大谷翔平選手の元通訳である水原一平被告が、約1967万ドル(日本円で約26億円)を不正に送金し、銀行詐欺罪などで裁判を受けています。この裁判でアメリカ連邦地裁は、水原被告に禁錮4年9か月の判決を下しました。
水原被告は、2021年11月から2024年3月にかけて、大谷選手の口座から不正に送金を行った銀行詐欺の罪と、虚偽の納税申告を行った罪に問われています。
判決の前に水原被告は証言台に立ち「大谷選手に対して本当に申し訳ない。罰を受ける覚悟はできている」と述べました。
しかし地裁から出てきて記者からの「大谷選手に一言お願いします」といった質問には無言のままその場を去りました。
「休み無しで低賃金」で情状酌量を求めるも贅沢暮らしを指摘される
また1月23日の裁判では「24時間対応」「休みもなく低賃金だったからギャンブルに依存してしまった」と情状酌量を主張。しかし今回検察は大谷からポルシェを贈呈されたり当時彼の口座には19万5000ドル(約3000万円)あったことなどを指摘し情状酌量は認めませんでした。
なおポルシェは既に大谷選手へ返却されたとのことです。
ポルシェSUVはカイエンで最低でも1200万円からの高級シリーズ。他にも移動は夫妻でファーストクラスを用意されるなど相撲や芸能界の付け人と比べると24時間対応とはいえ、かなりいい待遇なのは間違いありません。
他にも銀行の明細書では大谷のデビットカードで家賃を払っていた記録もあったようです。歯の治療といって大谷から930万円治療費をもらったのを自分の口座に移し、治療自体は大谷のデビットカードで払う二重取りをしたりと生活に困窮するはずもなく、ギャンブルが原因としか思えないライフスタイルでした。
最後まで我が身可愛さのみで嘘を重ねる様はかつて彼を信じて任せていた大谷氏の気持ちを考えると辛いものがあります。
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