※今年の各ポジションのシルバースラッガー受賞者
ドジャースの大谷翔平投手はシルバースラッガー賞を2年連続、3度目となる受賞しました。今シーズン54本のホームランを放ち、ナ・リーグ本塁打王を獲得しました。日本選手ではイチロー選手と並ぶ最多受賞。ドジャースからは他にヘルナンデス選手、ベッツ選手が選出されました。
昨年秋に右肘の手術を受けた大谷は、ドジャース移籍1年目のシーズンにおいて打者専念となりましたが、その結果、史上初の50本塁打&50盗塁という「50-50」を達成し、リーグの本塁打と打点の2冠王にも輝きました。
シルバースラッガー賞とは?
シルバースラッガー賞(Silver Slugger Award)は、米国メジャーリーグベースボール(MLB)において、各リーグ(アメリカンリーグとナショナルリーグ)の各ポジションで最も優秀な打者に贈られる賞です。この賞は、MLBの監督とコーチの投票によって決定され、毎年11月に発表されます。1980年に創設されて以来、シルバースラッガー賞は打者にとって非常に名誉な賞。
選考基準:打率、ホームラン数、打点、出塁率、長打率などの打撃成績が基準となります。また、選手の総合的な打撃能力も評価の対象となります。
ポジションごとに選出:各ポジション(投手、捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、外野手、指名打者)ごとに最優秀打者が選ばれます。特に外野手は3名が選ばれます。
大谷一人でMLB各球団を上回る長距離打
MLB公式コンテンツクリエイターのマーク・ルイノ氏はXで「ショウヘイ・オオタニは今年、MLB28球団を上回る数の450フィート(約137m)超えの本塁打を打った」と述べています。
パイレーツの5回、ダイヤモンドバックスやヤンキースの7回を抑えて、大谷が9回も本塁打を放ったことが驚かれています。
なお、大谷を上回る13回の本塁打を記録したロッキーズの本拠地は、標高1600mのデンバーにあり、空気が薄いためボールがよく飛ぶとされています。このため、一部のファンは「コロラドの特異な条件を考慮すると、ロッキーズの記録は除外すべき」とコメントし、大谷の記録がいかに凄いかを強調しています。
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