ワールドシリーズ開幕戦をフリーマンが劇的な逆転満塁サヨナラ勝利で制す!

試合

現地時間10月25日、ドジャース・スタジアムで行われたワールドシリーズ第1戦で、ドジャースがヤンキースを6-3で逆転サヨナラ勝利を収めました。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、ワールドシリーズ初安打を記録しました。

ドジャースの先発、右腕ジャック・フラーティは5回までヤンキース打線を無失点に抑える好投を見せました。5回裏、ドジャースはキケ・ヘルナンデスの右翼線への三塁打とウィル・スミスの右犠飛で先制点を挙げました。

しかし6回表、フラーティは先頭打者ソトに安打を許し、続くジャッジを3打席連続三振に仕留めたものの、スタントンに逆転2ランを被弾。6回裏と7回裏にチャンスを作ったものの無得点に終わりました。

8回裏、大谷翔平が右中間フェンス直撃の二塁打を放ち、トーレスのエラーを突いて三塁に進みました。その後、ムーキー・ベッツが中犠飛で同点に追いつき、試合は延長戦へ。

延長10回裏、二死満塁のチャンスでフレディ・フリーマンが左腕コルテスの初球を打ち、ワールドシリーズ史上初となる逆転サヨナラ満塁ホームランを放ちました。

ファンは大歓声。フリーマン選手は同僚たちの出迎えを受けてからバックネット最前列の父・フレッドさんの元へ。10歳の頃に母を難病で無くし、小さいころから練習に付き合ってくれた父に感謝を伝えたかったそうで「これは僕の瞬間じゃない。彼の瞬間なんだ」と語りました。

逆転サヨナラホームランを見た大谷選手も大はしゃぎ。

負傷明けだからか相手もベッツ選手を敬遠してフリーマン選手と勝負したようですがMVPトリオの一角は伊達じゃありませんでした。

これでめでたくドジャースは4年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて白星スタートを切りました。この試合で大谷翔平は5打数1安打、1三振という成績でした。日本人選手のワールドシリーズ出場は2020年の筒香嘉智以来4年ぶり16人目で、ワールドシリーズでの安打は2014年の青木宣親氏以来10年ぶりとなります。

2戦目は山本由伸選手が先発で登板します。

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