米大手スポーツ専門放送「ESPN」によるESPY賞の野球部門で大谷翔平選手が2024最優秀MLB選手に選ばれました。4年連続の受賞は史上初という快挙と同時にバリー・ボンズ選手やアルバート・プホルス選手にならび最多受賞数となりました!
■受賞回数
- バリー・ボンズ 4回
- アルバート・プホルス 4回
- 大谷翔平 4回
- マイク・トラウト 3回
- ミゲル・カブレラ 2回
複数回受賞した選手はこの5人のみ。いずれもメジャー史上で偉大な野球選手しかいません。
残念ながら最優秀男性アスリートは受賞ならず・・・
全ての競技で最も優れた男性プレイヤーに送られる最優秀男性アスリート賞には選考には選ばれたものの残念ながら受賞はできませんでした。今回はNFLのパトリック・マホームズ選手。
大谷選手は2022に一度選ばれています。野球では1999年にマーク・マグワイア選手が受賞してから実に23年ぶりの野球界からの受賞でした。
ちなみに1993から始まったこの賞でアメリカ出身以外で選ばれたのは男性3人、女性4人しかいません。女性では2021に日本から大坂なおみ選手が選ばれています。
ESPY賞表彰式で司会が水原一平事件で大谷選手に皮肉
表彰式で司会の元女子テニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムスが「今年のスポーツ界で最もクレイジーな話」として水原事件を持ち出し、「自分なら気付いた」「男性アスリートは女性アスリートより高額報酬なので1600万ドル無くなっても気づかない」と、男女のアスリート賃金格差について触れました。
アカデミー賞の壇上でウィル・スミスが妻をバカにした司会にビンタした事件のようにアメリカの授賞式ではこういったブラックなユーモアが恒例なのでしょうか。彼女もそういう感覚で男女間の賃金格差への問題提起のとっかかりとして語ったのかもしれませんが、日本では批判が高まっています。
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