指揮官が明かした2026年版「超・銀河系軍団」の骨子
2026年2月18日(日本時間19日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ地で取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、今シーズンの打順について極めて重要な構想を明かしました。
【発表された新オーダーの確定ポイント】
- 1番:大谷翔平(指名打者)
- 昨季までの実績を重視し、リードオフマンとして固定。
- 3番:ムーキー・ベッツ(遊撃手)
- 「出塁・安打・打点」の全てを期待できる3番が最適と判断。
- 2番・4番:検討中
- 新加入のカイル・タッカーと、不動の主軸フレディ・フリーマンの配置が鍵。
なぜ「大谷・ベッツ」のコンビは解消されるのか
ドジャース移籍初年度の2024年、打線は「1番ベッツ、2番大谷」から始まりました。しかし、ベッツの故障離脱を機に大谷が1番に入ると、歴史的な「50-50」を達成するなどその才能がさらに開花。以来、大谷の1番はチームの勝ちパターンとして定着しました。
ロバーツ監督は、今回ベッツをあえて3番に下げる意図をこう説明しています。
「1番の大谷には非常に満足している。ムーキー(ベッツ)に関しては、1番での出塁や2番での繋ぎに集中させるよりも、3番に置くことで彼の多才さを最大限に引き出したい。走者を還す役割も、自らチャンスを作る役割もこなせるからだ」
昨季、ベッツは打率.258、OPS.732と彼本来の数字を下回る苦しいシーズンを送りました。監督はこの配置転換を、ベッツ復活への「起爆剤」としても考えているようです。
未定の「2番・4番」を占う:タッカー加入で生まれる無限の選択肢
今回の構想発表で最もファンの想像を掻き立てるのが、空席となっている2番と4番のピースです。ここに今オフ、4年2億4000万ドルという巨額契約で加入したカイル・タッカーの名が加わります。
【2026年ドジャース予想オーダー案】
- 1番(指)大谷翔平(左)
- 2番(右)カイル・タッカー(左) ★新加入
- 3番(遊)ムーキー・ベッツ(右)
- 4番(一)フレディ・フリーマン(左)
- 5番(捕)ウィル・スミス(右)
- 6番(左)テオスカー・ヘルナンデス(右)
- 7番(三)マックス・マンシー(左)
- 8番(中)アンディ・パヘス(右)
- 9番(二)トミー・エドマン(両)
タッカーがもたらす「ジグザグ打線の恐怖」
ロバーツ監督は、2番と4番について「まだ完全には決めていない」としながらも、タッカーとフリーマンの両左打者をどう配置するかが焦点であることは間違いありません。
1番大谷(左)、2番タッカー(左)と並べるアグレッシブな策もあれば、間に右打者のベッツやスミスを挟むことで相手投手に息をつかせない戦略も考えられます。
いずれにせよ、下位打線にもマンシーやT・ヘルナンデスといった他球団ならクリーンアップを打てる強打者が並ぶ今季の布陣は、昨季の「MVPトリオ」をさらに上回る破壊力を秘めています。
【比較】2025年シーズンとの打線の変化
昨季のドジャース打線も強力でしたが、2026年はより「隙のない」構成へと進化しています。
| 打順 | 2025年(主な基本オーダー) | 2026年(ロバーツ構想案) |
| 1番 | 大谷翔平 | 大谷翔平 |
| 2番 | ムーキー・ベッツ | タッカー(or フリーマン) |
| 3番 | フレディ・フリーマン | ムーキー・ベッツ |
| 4番 | ウィル・スミス | フリーマン(or タッカー) |
| 5番 | T・ヘルナンデス | ウィル・スミス |
昨季まではベッツが1番または2番を務めるのが通例でしたが、2026年は「最強のポイントゲッター」として3番に鎮座します。これにより、大谷とタッカーが高い出塁率でチャンスを作り、ベッツとフリーマンが確実に還すという、より得点効率を高めた「必勝パターン」が確立されようとしています。
結び:ワールドシリーズ3連覇へ、パズルは完成間近
※キャンプで一緒に練習する園田通訳
「この考えに固執はしない」と柔軟な姿勢も見せたロバーツ監督ですが、ベッツの3番起用は2026年シーズンのドジャースにおける最大の勝負手となるでしょう。
ベッツ自身も「勝利が最優先」と語っており、新天地から加わったタッカーとの化学反応が楽しみでなりません。大谷翔平が切り拓き、タッカーが繋ぎ、ベッツが仕留める――。2026年、ドジャースが目指すワールドシリーズ3連覇への道筋は、この新たな「超・黄金打線」の誕生とともに明確なものとなりました。

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