大谷翔平の今季30号「150.3m弾」が2023年MLB最長不倒アーチに認定

記録

MLB2023年シーズンの最長飛距離ホームランがエンゼルス・大谷翔平投手(29=現ドジャース)の今季30号であったことが分かった。

【動画】とんでもない飛距離!大谷翔平の自己記録を塗り替える豪快な一発

 MLB公式サイトのデービッド・アドラー記者が、スタットキャスト(データ解析ツール)の各部門で今季メジャートップの数字を記録した選手を紹介する特集記事を公開した。

 記事によると、今季の最長飛距離本塁打はエンゼルス・大谷が日本時間7月1日のダイヤモンドバックス戦で右翼スタンドにぶち込んだ30号で、その飛距離は493フィート(約150・3メートル)。大谷自身のそれまでの最長アーチは470フィート(約143・3メートル)だったが、大幅に自己記録を塗り替える豪快な一発となった。

 大谷に次ぐ2位はヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手(34)の485フィート(約147・8メートル)となっている。

 なお、スタットキャストが導入された2015年以降、490フィート以上の本塁打を放った選手は、大谷を含めて15人(4人が2本記録)だけで、大谷の今季記録は歴代13位タイに相当。歴代1位はノマー・マザラ外野手(28)がレンジャーズ時代の19年にマークした505フィート(約153・9メートル)となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9918a06fa379f373d2fc43b0581d31cc00919d10

NPB歴代ホームラン飛距離TOP5

  • 1位:アレックス・カブレラ…180m(2005年)
  • 2位:大下弘…170m(1949年)
  • 3位:ラルフ・ブライアント…170m(1990年)
  • 4位:ブーマー・ウェルズ…162m(1988年)
  • 5位:松井秀喜…160m(1998年)

MLB歴代ホームラン飛距離TOP5

  • 1位:ミッキー・マントル…195.07m(1960年)
  • 2位:ベーブ・ルース…175.26m(1921年)
  • 3位:ミッキー・マントル…172.21m(1953年)
  • 4位:レジー・ジャクソン…164.28m(1971年)
  • 5位:ウィリー・スタージェル…163.06m(1969年 or 1973年?)

トレーニングや打撃フォームが研究された今よりも凄まじい飛距離ばかり。しかしこれらは全てスタットキャストが導入される前の記録であり、導入後の現在はあくまで推定飛距離と噂されるようになっている。

スタットキャスト(英: Statcast)は、アメリカ合衆国のメジャーリーグベースボール(MLB)で導入されているデータ解析ツールであり、ステレオカメラやレーダーを使用して選手やボールの動きを高速・高精度に分析するためのもの。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88

2015年に導入されたもの。それまではセイバーメトリクスによる統計学でプレーによるデータから選手の評価を行っていたが、スタットキャストによりレーダーによる走攻守といった選手の動きを数値化して測定し選手の能力やパフォーマンスを高度に評価できるようになった。

2020年にMLBでトラッキングシステム「ホークアイ」を導入し、日本でもヤクルトスワローズが最初に導入して優勝すると他球団全てで導入されるようになった。

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