7月2日(日本時間3日)のダイヤモンドバックス戦で大谷選手が27号2ランホームラン!同時に通算501打点で500打点記録も一気に達成してしまいました。これで本塁打争いは二位のオズナ選手とは6点差に。
日本人選手打点ランキングでは780打点で一位のイチロー選手、二位の松井選手の760打点に続き第三位の大谷選手。
この日はいいことづくめと思いきや27号ホームランが意外な論争を巻き起こしてしまいました。
大谷選手のホームランが子供の頭に当たってしまう
※ボールが当たった少年の続報有り。
180キロの豪打を捕ろうとする大人たちの手をすり抜け27号ホームランボールはその中にいた子どもの頭に当たってしまいました。
この少年がどうなったかは続報が確定されていなく、大事を取って緊急搬送されたという文もあれば完全に不明というニュースもあり、はっきりとはわかっていません。大事になればわかるはずなので無事だった可能性が高いとは思います。
この不慮の事故に海外ニュースサイトでは「子どもの周りにいた大人は永久追放すべき」など捕球できなかった大人達の責任という声がありつつも「ドジャースと大谷は少年にプレゼントを差し出す可能性がある」「大谷が会いに行けば少年も早く治るだろう」といった大谷選手側が当てたことに対する謝罪対応を期待する声もあります。
しかし現地の大谷ファンや日本でニュースをみたファンは「不慮の事故で謝るのはおかしい」と、悪くないのに謝罪しなければいけないあちらの空気に批判の声が起きています。
アメリカは子供が大事というのが特に強いのでこういう反応もよくあると思います。有名人がサプライズで怪我や病気の子供に会いに行くというのは定番のネタですしね。さらに言えば大谷選手はジョー・ケリー夫人にポルシェをプレゼントしてからというもの何かあると「ポルシェ贈った?」など大谷はプレゼントする気前のいい男というネタが定番のようになっていてそのせいもあったかもしれません。
しかしファンからしたら大谷選手は悪くないのに謝らせようとする言動は嫌な気分になるのと同時に謝罪したら「わざと当たることで憧れの選手に会えるかもしれない」という考えを持つ観客が増える可能性も危惧する声が多くありました。他にはこれで謝ったらホームランを打ったら悪いとなり選手側が萎縮するという意見も。
アメリカでも大谷選手は悪いと思っておらず、ニュース側も彼のサプライズ行動を期待するという感じで、謝罪もうっかりぶつかったからとりあえず謝るくらいの感覚のようにも見えます。なので今回の不慮の事故に対する大谷選手の対応で炎上するということは無さそうです。
アメリカでは球場がある地域の州法で球団側を守るために観客側のリスク予測が定められていてチケットにもそれが明記されています。そのため悪意ない通常のプレイでは今回のような件で選手や球団側が訴えられることはほぼありません。
アメリカでも日本でもボールが当たって障害が残る怪我をしたり、稀に死亡事故(直近ではアメリカで2018年79歳の人)もあります。しかしホームランボールをキャッチするという現地の楽しみもあるのか徹底的な対策は施されていません。
追記:ボールが当たったのは日本の6歳の少年だった
こちらの記事にボールが当たった子供の続報が出ていました。
当たったのは父親とサマースクールで来ていた6歳のノブヨシ君。精密検査でも異常は無く、ドジャース側からは5日のブルワーズ戦のチケットが贈られていて、その日見に来た二人のところへ球団広報がやってきて容態を心配していた大谷選手から直筆サインボールが贈られたそうです。
ノブヨシ君も「オオタニさん、これからもホームランたくさん打ってね!」と応援してくれたようです。
コメント