開幕戦でずっと不調だった大谷選手ですが、4月4日のジャイアンツ戦7回裏ロジャース投手から今期一号を放ちました。
そして次の6日カブス戦5回のヘンドリックス投手から二号を放つ。体勢が崩れてましたがそのままポール際。第一打席でブーイングされていましたが一気に大歓声。
メジャーでは年俸が高いのに活躍しない選手へはファンがブーイングを浴びせる洗礼がありますが即それを打ち消してくれました。
41打席ぶりのHRからの連続弾で完全復活と思われた大谷選手。この不調は水原氏が関係してると思われていましたがインタビューではチームで流行っている病気で体調を崩していたと答えていました。ベンチでせき込む姿も見せていたのですがそれでも9試合フル出場し結果を出した鉄人ぷりに驚かされます。
ドジャース移籍し今期一号のホームランボールはかなり価値があり、喉から手が出るほど欲しい人もいるでしょう。それを手にした人はどうなったのかというと素直に喜べない展開になってしまったようです。
ホームランボールはどうなった?
■1500万の価値があると言われる一号ボールを手にしたアンバー・ローマンさん
ドジャース初本塁打の価値は1500万円クラスとも噂されています。それを手にしたのは夫と来ていたアンバー・ローマンさん。周囲の観客に祝福され大歓喜。
※アンバーさんの画像はこちらから
しかし彼女は警備員に呼ばれ、夫と離されて一人でドジャースの関係者からホームランボールの受け渡しを要求されました。そして断ればボールの認証を拒否すると言われます。
ドジャースから本物だという認証が無ければそのボールに価値はなくなります。強硬な要求に彼女は失望しつつ、大谷選手のサイン入りバットにボール、さらに夫婦用に帽子2つと交換に応じました。
ドジャースとしては日本人初のMVPになった大谷選手で高額年俸もあり、貴重なボールなどは球団で管理したいという考えだったと思われています。
※追記
一時期は炎上しましたがその後アンバーさんは大谷選手本人と記念撮影し、直筆サイン入り且つ全てPSAの公式認証済みの試合用バット2本、ボール2個、帽子4個をもらって大喜びの気持ちをXにアップしていました。
ファンなら本人と直接記念撮影できるのはなによりも一生の宝物になりますね。
■二号を投げ返したビル・リッチさん
二号を手にしたのはビル・リッチさん。しかし彼はそれを即投げ返してしまいます。なぜなら彼は生粋のカブスファン。「リグレーフィールドでは対戦相手のホームランボールは投げ返すものなんだ。ここの伝統さ」と答えました。
さすがに価値あるボールに一瞬は迷ったと答えながら野球ファンとしての矜持を貫く姿に世間も賞賛しています。
貴重なボールを手にして奪われたファンとそれを確保するために強硬手段を取った球団、そして敵チームだから要らないと生き様を見せる野球ファンという様々な反応。
野球では価値あるホームランボールには物語が付き物です。大谷選手のホームランもそれだけ価値あるものという証明のような出来事です。
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